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宇宙猿すり替え疑惑でイラン釈明「たしかに違う猿だが写真間違っただけ」

   宇宙開発途上国のイランが猿をロケットに乗せて宇宙に打ち上げ、その猿が無事地球に生還したと発表した。しかし、搭乗前後の猿の顔立ちが似ていないというのですり替え疑惑が浮上している。

   「スッキリ!!」はこの騒動をやや遅れてけさ7日(2013年2月)に取り上げ、イラン側の主張も伝えていた。それによれば、2匹の猿はたしかに別物であるが、猿はたしかに宇宙から生還したというのである。いったいどういうことなのか。

「宇宙飛行の候補は3~5匹。間違いなく生還したが飛行前の写真の猿違った」

   宇宙飛行猿の候補は3~5匹おり、「(搭乗するのとは)違う候補の猿の写真を出してしまった」というのである。要するに、搭乗前の猿の写真が間違いだったということらしい。

   しかし、猿の生還を裏付ける他の証拠はまだ公開されておらず、またイランは2008年のミサイル発射実験の際にも捏造写真を出した「前科」があるんだとか。そうしたことから、スタジオでは「宇宙に猿を送り込んだことは間違いないと見られているが、猿が無事に生還したのかはまだ疑問符がつく」(森圭介アナ)、「あやしいね」(キャスターのテリー伊藤)などと、イラン側の言い分はそう信用されていなかった。