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天海祐希「心筋梗塞」で降板―公演中に胸の痛み!「いつもより汗かいてた」

   女優の天海祐希がこの6日(2013年5月)から軽度の心筋梗塞で入院していることがわかった。東京芸術劇場で「おのれナポレオン」に出演中で、 劇場は天海の降板と8日と9日の2公演の中止を発表した。関係者によると、天海は6日の公演の最中に胸の痛みを訴え、終演後に病院で見てもらったところ、軽度の心筋梗塞と診断され、そのまま入院した。この日はいつもより汗をかいていたという。

冠動脈の先端詰まり1週間~10日入院

   舞台は三谷幸喜の作・演出で、天海は出演者中の紅一点。休憩なしの2時間20分ぶっ通しでセリフも長いという厳しい役柄だった。公演は12日までで、千秋楽目前だった。本人は続投を望んだが主治医が止めた。

   心筋梗塞は心臓の筋肉を動かす冠動脈が詰まる病気で、詰まった先の心筋が壊死してしまう。天海は動脈の先端部分だったため、1週間から10日の安静で済みそうだという。アナウンサーの徳光和夫(72)や俳優の西田敏行(65)など、心筋梗塞から立ち直った人たちも多いが、45歳という若さで、しかも女性というのは珍しい。しかし、医師によると食生活の変化で最近は30代、40代も珍しくないのだそうだ。

   司会の羽鳥慎一「軽いとはいえ、エーッと思いました」

   高木美保(タレント)「イメージが合わないですよね。45歳は中年ではありますけど、天海さんの健康管理はすごいと思うし…」

若くても突然発症!検診受ければ10年は大丈夫

   年間200例もの手術をしている心臓血管外科医の南淵明宏氏が登場して解説した。「きょうもこれから45歳の男性の手術」と、この年齢でも珍しくはないという。ただ、「いかに健康管理していても、心筋梗塞ではこれをやっていれば大丈夫ということはありません」

   羽鳥「週に何回かの運動とかしていてもダメですか」

   南淵「やった方がいいですが、病気は突然ですよ。症状ではわかりません」

   玉川徹(テレビ朝日ディレクター)「健康管理している人と何もしてない人とでは、どこが違うんでしょうか」

   南淵「運動にしてもなんにしても、定量化された数字はありません。10万人を調べたら、なりやすい傾向とかはわかりますが、なぜこの人がこの時期にというのはだれにもわかりません」

   羽鳥「確率を下げる方策はありかすか」

   南淵「規則正しい生活。控えめ。血圧、コレステロール、血糖値の管理。なぜなるのかはわからないのですが、検診だけは受けてください。1回受けて問題なければ10年大丈夫ですから」

   みんな「はあー」といっていたが、はたして何人が検診を受けるか。

   それより、この公演はきょう9日の19時には、宮沢りえを代役に公演するという。これもすごい。