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わたしはお酒依存症?アルコール量1日60グラム超えてたら多量飲酒

   女性のアルコール依存症が増えている。寺門亞衣子アナが報告した。「番組で女性に行ったアンケート(1144人)で、毎日飲んでいる人が30%、週に数回が26%でした。お酒を飲む女性が増えて、男性に比べると体も肝臓も小さい女性は、アルコール依存症までのスピードが男性の2倍の速さだといわれています。飲み過ぎなのか、依存症なのかのチェックも含めて見て行きます」

女性向け依存症チェックリスト「毎日つい飲んでしまう」「量を減らしたい」…

   久里浜医療センター・樋口進院長が言う。「厚生労働省が出している目安は1日平均のアルコール量は60グラムです。これ以上飲むと多量飲酒ということになります」

   お酒の量(ミリリットル)×アルコール度数×0・8がアルコール量(グラム)だ。岐阜県の土岐美咲さんは、夕食作りのときには缶酎ハイが片手にある。料理作りの合間にひと口飲み、30分後には2缶めのペース。3週間で82本だった。計算式に当てはめる。350ミリリットル(1本)×アルコール度数(酎ハイはアルコール度数6%=0・06)×0・8で16・8グラムと出た。これを1日当たり3・9缶飲むから65・52グラムで、厚労省の多量飲酒の目安をオーバーしいる。

   土岐さんは照れ笑いしながら、「若いころは飲めなかったのに…。量を減らさなければと思いながらも、こうです」と話す。

   アルコール依存症の女性向け8項目チェックリストに、酒に強い有働由美子キャスターとゲストの室井佑月(俳優)が挑戦した。

   (1)(酒を)飲まないと寝付けない

   (2)医師から控えるように言われたことがある

   (3)きょうは禁酒と思っても飲んでしまう

   (4)量を減らしたり止めようと試みた

   (5)飲みながら仕事や家事、育児する

   (6)自分の仕事を他人がやるようになった

   (7)飲まなければいい人と言われる

   (8)(飲酒に)後ろめたさを感じる

   3項目以上当てはまると「アルコール依存症の疑い」と判定される。室井は5項目に該当した。当てはまらなかったのは「後ろめたさを感じる」だった。

   室井「だって自分のお金で買ったものじゃん。後ろめたくなんかりませんよ」

   7つがイエスだった有働「自分の仕事を他人がで、きのうプロデューサーに言われました。『最近、番組の進行をイノッチ(井ノ原快彦キャスター)がやっているよな』って」

男性向け依存症チェックリスト「二日酔いで会社休んだ」「朝酒・昼酒」…

   ちなみに男性向けチェックリストは―

   (1)食事を1日3回規則的にとれていない

   (2)糖尿病、肝臓病、心臓病の治療を受けた

   (3)飲まないと寝つけない

   (4)二日酔いで仕事を休んだり、大事な約束を守らなかった

   (5)酒をやめる必要性を感じる

   (6)飲まなければいい人といわれる

   (7)家族に隠れて飲む

   (8)お酒が切れると苦しい

   (9)朝酒や昼酒の経験がある

   (10)飲まない方がよい生活が送れそう

   このうち、5項目が当てはまったら「アルコール依存症の疑いあり」だ。

(磯G)