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山梨・甲州市なぜ暑い?今年の「日本一暑いまち」レース本命

   連日の酷暑が続くなか、きのう11日(2013年7月)は群馬の館林市で今年の全国最高気温である摂氏39.5度を観測した。ワイドショーで日本一暑い街といえば「埼玉の熊谷」がおなじみだが、館林も負けてはいない。そしてこの数日、存在感を増しているのが山梨の甲州市である。

   きのうまでの3日間39度を記録し、全国イチ暑かったのが甲州市だったため、「一躍、ヒートスポットとして全国区となった」(番組のナレーション)

甲府盆地に熱気がたまって、過去には40度を記録

   「モーニングバード!」も「こちらが最高気温を記録した勝沼地域気象観測所のアメダスです」(原元美紀リポーター)と、ワイドショー定番のアメダスめぐりを敢行。勝沼名産のブドウにも日焼けによる痛みが出ていることなどを伝えた。

   それにしても、今年はなぜ甲州が全国イチとなったのか。甲府気象台でもハッキリとはわかっていないそうな。もっとも、甲州市は甲府盆地で、もともとアツいところだという。またこのたびは、西からの熱い風が吹いてきて、甲府盆地東側の勝沼観測所のあたりでたまったことなどが要因として考えられるという。

   甲州市役所の担当者は「過去にも40度近い気温が記録されています。熊谷市などとトップ争いをしていた時期もあったので、全国1位ということもありえるのでは」と話す。

   甲州が日本一アツい街ダービーに殴り込みをかける。