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山口「5人惨殺」姿消した63歳男「つらい。村で孤立している」警察に相談

   山口県周南市の山間の小さな集落に住む5人が撲殺され、2軒が放火された事件では、犯人は依然として逃走中である。「モーニングバード!」は事件後に消えた63歳の男の「おかしさ」と「孤立」ぶりを取り上げた。羽鳥慎一キャスターは「かなり孤立していたようです」と伝える。

介護していた両親の死去…目立ち始めた奇行、攻撃的言動

   関東地方で左官業をしていた男が故郷の集落に戻ってきたのは、20年ほど前のこと。両親の面倒を見るためだったという。しかし、集落になじめずにいたところ、7年前までに両親が立て続けに亡くなり、一層孤立していったらしい。2011年ごろから男の奇行、攻撃的な言動が目立つようになり、男は警察に「つらい立場だ。村で孤立している」などと相談していたという。

   男の姉は「(男が)何かおかしい、おかしいって(親族も)言っていた」と、別の親族は「ちょっと変わってはいた」。番組ナレーションは「男は近所だけではなく、家族のなかでも孤立していた」と結論づけていた。