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史上最悪のキリスト肖像画修復のおばあちゃんが個展!「あれは未完成だったのよ」

   スペインの教会の壁に描かれていたキリストの肖像画を地元の「画家」が修復したところ、ド素人が描いたサルのような史上最悪の修復画となってしまった――というニュースは、ワイドショーでも大きな話題となった。

   このたびは、その「迷画家」のセシリア・ヒメネスさん81歳がなんと個展を開いたそうなのだ。その絵がスタジオで紹介されると、意外や意外、「お上手じゃないですか」(笠井信輔アナ)。

完成版を披露

   ヒメネスさんは「小さい頃から個展が開かれていたぐらいで、アマチュアとはいえ、絵画の腕はあった」(梅津弥英子アナ)とのことである。素人の落書きのような修復画との落差はいったいどうして!? 今回の個展に出展された作品の制作時期は定かではないが、もしかしたら少し腕が鈍ってしまったのだろうか。

   「とくダネ!」によれば、あの迷画について、本人は真相をこう語っているという。「修復作業の途中で旅行に出かけ、帰ってきたら大騒ぎになっていた」

   あの修復画は未完成だったというワケだ。個展では彼女が描きたかったキリストの肖像の完成版も披露されている。見たところ、それは「サル」にはまったく似ていないものの、元の壁画ともあまり似ていないようだ。