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弓道部学生「密室殺人」犯人は幼なじみで同級生。大学の専攻・部活動も同じ

   山形県の男子大学生が5月(2013年)に自宅アパートで殺害された事件は、ワイドショーでは「密室殺人」としても注目を集めた。もっとも現代、ワイドショーの「密室」は、古典的なフィクションのそれとは異なり、窓などに加えて、玄関鍵が外から施錠されているだけで成立(内鍵はなくてもよい)する。

対照的だった二人の性格

   逮捕された容疑者は男性で、被害者と大学の同級生である。専攻も同じで、ともに弓道部と天文部に入っていた。幼なじみでもあり、小・中と同じ学校だったという。動機について、容疑者は「ねたみがあった」と供述している。友人の話などによれば、被害者が社交的な性格だったのとは対照的に、容疑者は孤立しており、周辺でトラブルを起こしていたという。弓道の腕前でも遅れを取っていた。

   ところで、気になる「密室」については、司会の菊川怜が最後に「(容疑者は)合鍵を持っていたということなんですか?」とリポーターに質問したが、詳細不明である。こちらの謎はもはや、ほとんど価値がなくなってしまったようだ。