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伊豆大島「避難勧告」「特別警報」出てれば助かったのか?避難所の学校まで1キロ

   台風26号の影響で伊豆大島では豪雨が降り続き、きのう16日午前2時頃(2013年10月)にはひとつの集落が飲み込まれるような大規模な土砂崩れが発生した。18人がなくなり40人近い人が行方不明となった。

町長の責任で前日に安全対策とるべき

   救助活動が続くなか、阿部祐二リポーターが現地からナマ中継を行い、スタジオではこの事態への備えがどうだったのかが話し合われた。気象庁の「特別警報」は出ておらず、自治体の避難勧告もないなかで起きた被害であった。

   キャスターのテリー伊藤は「避難といっても、真夜中に大雨の中でどこへ行けばいいのか。避難場所の学校まで1キロあります。無理ですよ」と、深夜に警報や避難勧告が出ても現実的にはどうしようもないといったことを言う。

   一方、コメンテイターで弁護士の本村健太郎は「深夜に避難するのは無理だろうが、なぜ前の晩に安全な場所への避難を呼びかけることができなかったのか。これは自治体の長としての責任がある」などと主張した。