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「公園で見つけたエロ本」迫られる究極の選択!「匂いを嗅ぐ」か「食べる」か―バカバカしいから面白い
<俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している>(tvk、テレ玉、チバテレなど)

   アニメ「俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している(通称『のうコメ』)」は、角川スニーカー文庫の同名小説(ライトノベル)が原作だ。主人公の高校生・甘草奏は、神様のいたずらで、「絶対選択肢」という究極の選択を迫られる。拒否すると激しい痛みが体に走る。

   その選択肢はふざけた変態チックなものばかり。たとえば、学校の帰り道の公園でエロ本を見つけると、主人公の脳内に声が響く。

「どちらかを選べ。『顔に押し付けて匂いをかぐ』『食べる』」

   主人公は嫌々ながら「匂いをかぐ」を選び、通りかかった小学生に「変態だ!童貞!!」と罵られてしまった。

バラエティ番組に失われてしまったお下劣ギャグ

   登場人物も平気で下ネタを連発する変人ばかりで、全体にギャグや下ネタの応酬が続く。最近のバラエティ番組では失われつつある光景がアニメで実現しているのである。

   制作スタッフは、監督の稲垣隆行、シリーズ構成・脚本の金杉弘子、プロデューサーなど、多くがテレビ東京系の休日朝に放送されている子供向けアニメ「ジュエルペット」を担っていた顔ぶれだ。

鯖世 傘晴