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マー君メジャー移籍に楽天NOで残留!「スポーツ報知」独走スクープ!?

   「おでかけ前の朝刊チェック」コーナーでは、主要スポーツ紙のうち「デイリースポーツ」をのぞく5紙が、プロ野球の東北楽天の「マー君」こと田中将大投手を取り上げたことが話題になった。

   田中がきのう17日(2013年12月)にMLB移籍希望を会見で表明したのを受けて、各紙には「楽天容認」「今週にも交渉開始」「ドジャース有力」などメジャー入りに向けた見出しが踊った。そんななかで、1紙だけが逆張り。番組司会の井上貴博アナも「スポーツ報知だけが『マー君残留へ』」と、少々意外そうな声である。

新ポスティングシステム「移籍保証金20億円上限」に不満

   新しいポスティング(入札)制度では、メジャーから日本球団のフトコロに入る一種の移籍補償金に20億円という上限が設けられた。これまでは移籍金額は青天井で、マー君の場合は50億円、60億円、いやそれ以上と見込まれていただけに、楽天球団にとってはマー君を移籍させる旨味が減ってしまった。スポーツ報知によれば、楽天はこうしたことを嫌って、「(今年のマー君の)ポスティングNO」の方針を固めたらしいそうである。