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「餃子の王将」社長射殺!入念に下調べ?防犯カメラなくガードマン不在の現場

   近所でも「優しくていい人で、この辺では名物社長でした」と人気者だった「王将フードサービス」の大東隆行社長(72)が射殺された事件は、犯人は周到に準備し、下見もしていたと思われる。

   田中良幸リポーターは「大東社長は自宅から王将フーズ本社に愛用の車を運転して向かいました。自宅から本社までの距離は約800メートル。7、8分で到着する距離です。車はベンツの左ハンドル車で、倒れている社長を発見した社員によれば、左側のドアから約1メートル離れていたところに倒れていたといいますから、車から降りた直後に銃撃されたと思われます」と伝えた。

近所の住民「銃声のようなものは聞こえなかった」

   本社周辺の住民たちは「大きな音は何も聞こえなかった。銃撃があったとは気づかなかった」と話すが、ある中年男性は「社長が到着した頃に、男同士で喧嘩をしているような、言い争う声を耳にした」という。

   なぜ、銃声が周囲に聞こえなかったのか。実銃・トイガンの専門雑誌「ガン・プロフェッショナルズ」の松尾哲司副編集長は「犯行には22口径のリボルバーが使われたと思われます。このリボルバーは銃声も靜かで、サイレンサー(消音器)を付ければ銃声はほとんど聞こえません」と説明した。しかし、薬きょうが落ちていうから、リボルバーじゃないんじゃないか。

急成長の裏に「外部から見えないトラブル」?

   田中大貴アナ「本社の玄関周辺には防犯カメラが設置されていませんでした。また、ガードマンの配備されていなくて、社長が所持していた現金や金品も残されています。こうしたことから、警察は周到に準備された犯行という見方を強めています」

   メインキャスターの小倉智昭「内部事情に詳しい人間が犯行に及んだとしか考えられない」

   コメンテーターのショーン川上(経営コンサルタント)「大東社長が社長就任をした2000年ときは460億円もの負債があったといいます。それを昨年度(2012年度)には740億円の利益を生み出しています。私たちもその原動力を分析したが、外部からは見えない何かの変化が起きていたのかもしれません」