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札幌「不明女児」保護!近所の無職男が監禁―不審情報で警官踏み込み

   札幌市内で先週月曜日(2013年1月27日)から行方がわからなくなっていた小学3年の女児(9)がきのう2日(2014年2月)夜に保護された。26歳の男の自宅で聞き込みの警察官が見つけ、男を監禁の現行犯で逮捕した。女児の自宅からわずか350メートルのアパートだった。

自宅マンション駐車場で声掛け連れ去り

   捕まったのは無職・松井創容疑者は木造2階建てアパートの1階1DKに住み、近所から不審者情報があった。警察官に松井は「いない」とトボけたが、警察官が踏み込んで奥の部屋で折り紙を切っていた女児を発見した。女児の服装は失踪時と違っており、男が与えたものらしい。女児は監禁された当初、「粘着テープでぐるぐる巻きにされた」と話している。また、6日の間ろくに食事も与えられていなかった。松井は容疑を否認している。

   女児は自宅から300メートルほどの店でノート2冊と菓子を買ったあと、自宅へ戻る途中のコンビに前で同級生が姿を見たのが最後だった。あたりは商店やマンションが建ち並ぶ住宅街で、歩道まで雪に覆われていたが、まだ明るい時間で人や車の通りもあった。

   警察によると、松井は女児の自宅マンション駐車場で待ち伏せ、「ちょっときて」と声をかけて連れて行ったという。詳細はわからないが、以後、男と6日間一緒 にいたことになる。この間、警察は落雪事故の可能性まで調べ、学校は集団登下校をしていた。

「少女漫画持ち歩いてる男がいる」

   司会の小倉智昭は、「保護されて本当によかった。ただ1週間監禁されていてどんな思いだったのかを思うと胸が痛みます」

   逮捕のきっかけになった不審者情報は、きのう昼頃、「アニメ雑誌を持っている男がいる」という通報で警察が調べたところ、松井だった。夜になって自宅で職務質問をかけた。

   笠井信輔キャスター「情報がいかに大事か。少女マンガを持っているというので不審に思われた。マンガが不審なわけではないので、それを感じた人、受けた警察の対応次第でした」

   またしても無職だ。児童虐待やストーカー、すぐにも底の割れる犯罪は、必ずと言っていいほど無職が登場する。自分が捕まること、捕まったらどうなるかすら考えてい。無職にも理由があるような気がしてならない。