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佐村河内守ほんとは耳聞こえてた!ゴーストライターとは普通に会話

   「現代のベートーヴェン」の異名を取った作曲家・佐村河内守にまつわる美談は、根底からひっくり返ってしまった。チャイコフスキーにも教えなければいけないこのニュースだが、けさ6日(2014年2月)の「モーニングバード!」はお通夜ムードで、佐村河内を取り上げたことを謝罪した。その一方で、ゴーストライターを取材して、『週刊文春』に記事を書いたという記者の話をもとに、「かなり衝撃的」(羽鳥慎一キャスター)な裏話も披露した。

最初は聞こえないフリしていても…

   佐村河内のゴーストライターは、2001年に「現代典礼」という名の曲を書いた。佐村河内からイメージや時間などの指示を受けて制作したものだった。その曲は、結局お蔵入りになったはずだったが、2007年に「交響曲第一番 HIROSHIMA」と名前を変えて売り出され大ヒット。被爆体験の継承や平和への祈りをイメージした曲とされるが、「現代典礼」を作曲した本人は被爆のことなどはまったく頭になかったという。

   また、佐村河内は聴覚を失ったとされるが、去年の暮れ(2013年)にゴーストライターが打ち合わせたときには、「最初は聞こえないフリをしていても、途中で白熱してくると普通に話していた」そうである。