ハリウッドの巨匠ウッディ・アレン監督の養女ディラン・ファロー(28)が「7歳の時に父アレンに犯された」と告白した公開書簡がニューヨークタイムズに掲載された。アレンは小児性愛者の烙印が押され、ネットでは「気持ち悪い」「もう彼の作品はボイコットする」「一生牢屋にぶちこんでおくべきだ」など過激なコメントが溢れている。
アレンの弁護士は「ディランの苦悩の原因は、彼女自身にもウッディ・アレンにもない」と反論し、長らくアレンと交際していたディランの養母である女優ミア・ファローが原因であると批判した。ミアはかつてアレンとの親権争いの中で、アレンによるディランへの性的虐待を訴えたが、証拠不十分で不起訴となった。
「同じ話が20年たった後にも蒸し返されるなんて…。当時、ディランは現実と空想の区別がつかなくなっていると結論づけられた。恐らく、母親に刷り込まれた話を信じてしまったのだろう」(弁護士)
ディランの兄モーゼズ・ファローもアレンを支持し、母親ミアが子供たちにアレンを嫌うよう仕向けたマインドコントロールがあったと発言をしたため、ネットのオピニオン欄などは、ミア派とアレン派に分かれて激論が続いている。
Noriko Fujimoto