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「小保方晴子会見」テレビ各局、通常番組吹っ飛ばして異例の長時間中継

   きのう9日(2014年4月)午後1時から行われた理化学研究所の小保方晴子チームリーダーの釈明会見を、テレビ各局は通常番組に差し替えて異例の長時間中継で放送した。

   NHKは当初、会見冒頭の30分の放送を予定していたが、「視聴者の関心が高い」(NHK広報局)として2時25分まで延長、質疑応答をすべてカバーし科学文化部記者の解説まで付けた。これは特別番組としての作りだ。

   フジテレビは人気トーク番組「ごきげんよう」(ひる1時)を深夜に移し、昼ドラ「聖母・聖美物語」(ひる1時30分)を翌日に繰り延べた。テレビ朝日は「ワイド!スクランブル」(ひる0時44分)を午後2時まで拡大し、さらに人気ドラマ「相棒」の再放送も飛ばした。TBSは「ひるおび」(ひる11時)の放送枠内で対応したが、レギュラーコーナーはほとんど休止、日本テレビ「ヒルナンデス!」(ひる11時55分)で会見途中から伝え、「情報ライブ ミヤネ屋」(ひる1時55分)ではCMなしでぶっ通し中継した。

   通常、民放は首相の突然の辞任会見でもここまでの態勢はとらない。(テレビウォッチ編集部