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オートマ車のエンスト!ハンドル、ブレーキ重くなって重大事故多発「下り坂」危ない

   国土交通省がオートマチック車のエンスト注意を呼びかけている。走行中にエンジンが止まると、パワー式のブレーキやハンドルの効きが極端に落ちるため事故につながることが多い。2011年から13年までにエンストが原因の事故は111件起きていて、12人が死傷している。

レンジ入れ間違いエンジン停止

   エンストが起った場所は「下り坂」が73%と圧倒的に多い。「上り坂」は13%、「その他・不明」が14%だ。どういうことかというと、上り坂で「D(ドライブ)」レンジのまま車が後退するとエンジンに負担がかかってエンストする。逆に下り坂でギヤを「R(バック)」に入れてしまうとやはりエンストする。下りでは加速がついていてハンドル、ブレーキの効きが悪くなるので、事故になりやすいのだという。

   キャスターのテリー伊藤「いまは気密性が良くなってエンジン音が聞こえないことがありますよね。回転計もないのが普通だし、ランプがつくんだけど気づかないかも」

   エンジンが止まると、バッテリー、燃料などを示す警告灯が全部点くと同時に、回転計(タコメーター)の針がゼロになる。しかし、気づいたとしてもどうしていいかわからないまま事故になってしまう、これが大部分のようだ。こういう時は、ハンドルにしろブレーキにしろ、いつも以上の力で操作すれば機能する。まあ、びっくりしないことが肝心なのか。

坂道ではサイドブレーキ引け!

   司会の加藤浩次「ボクも止まったとこがあって、まあ(ハンドル)重いですよ。でも、上りでDでエンストが起るの」

   森圭介アナ「最近ふえているそうです」

   要するに、上り坂で止まって、Dのままブレーキを離すと、加速する前に車体が後ろへ下がってしまうということ。急な坂ならありうることだ。

   森「エンストのサインを見逃さないこと、あせらないことが大事になります」

   テリー「いま、オートマ専用の免許がある。サイドブレーキなんか引かないからね」

   加藤「気をつけましょう」

   エンストも気づかないようなやつは車になんか乗るな。