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「なでしこ」終了数秒前の決勝ゴール!中国に競り勝ちサッカー女子アジア杯5年ぶり決勝進出

   サッカーの女子アジア杯で日本代表(なでしこジャパン)が、きのう22日(2014年5月)の対中国戦で劇的勝利、決勝進出を決めた。延長後半もぎりぎり終了間際のアディショナルタイム、宮間のコーナーキックから岩清水がヘッドで叩き込んで、競りに競った120分の激闘を2-1で制した。「きのう、奇跡が起こりました」と石井大裕アナが興奮して伝える。決勝戦は25日、相手はオーストラリアだ。

宮間のコーナーキックに合わせた岩清水がヘディングシュート

   最初から激しい試合だった。0-0から宮間の左CKに澤が頭でうまく合わせて先制したが、PKで追いつかれてしまった。中国のあたりは激しくなり、日本選手の顔めがけてのヘディング、脚をからまれて倒れた澤の上に体ごとのしかかる…。2枚目のイエローカードで中国選手の一人が退場となったあとに劇的な瞬間がきた。宮間の左CKを岩清水が頭で押し込んだ。全員が耐えに耐え、よく走っての価値ある勝利だった。

   岩清水は試合後、「味方が鼓舞してくれたので頑張れました。決勝が決まり、次も勝ちたいと思います」と話した。

決勝相手はパワーのオーストラリア!グループリーグでは引き分け

   アジア杯の決勝戦進出は5大会ぶり。オーストラリアとは今大会、グループリーグで対戦して引き分けている。

   キャスターの齋藤孝「粘りならなでしこですよね」

   こちらは中国戦とはちがった形の、ハイレベルな激戦か。優勝へ、なでしこファイト。

   一方、男子代表のほうはブラジルワールドカップまであと20日。きょう、川島、本田、長友がチームに合流する。実戦練習の段階に入り、こちらも盛りあがってきた。