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サッカーW杯開幕!もう日本中が寝不足…逆転ゴールでブラジルまずは1勝

   世界のサッカーの頂点を競う4年に1度の祭典「ワールドカップ」ブラジル大会が開幕した。日本時間のきょう13日(2014年6月)午前3時すぎからのセレモニーに続いてブラジル・クロアチア戦があり、3-1でブラジルが勝った。優勝候補筆頭のブラジルは、新スタジアムを埋めた6万5000人の声援をバックに優勢に試合を支配していたが、前半11分、クロアチアのカウンター攻撃をブラジルディフェンスがオウンゴールして意外な展開となった。

日本人審判トリオ冷静なジャッジ!ネイマールにもイエローカード

   ブラジルにとって嫌な流れを押しとどめたのが10番ネイマールだった。ゴール前を左へドリブルしながら、ゴール右隅、それもポストに当ててという、まさに彼にしかできないねらいすましたシュートで同点として前半を終えた。

   後半は押し気味のブラジルに対して、クロアチアはゴール前で激しい接触プレーを繰り返し、イエローカードが双方に出る。そして26分、ペナルティエリア内でのイエローカードで、ブラジルにPK。ネイマールが蹴って逆転した。さらに終了間際、オスカルがこぼれ球を拾ってドリブルで突破して3点目を決めた。

   激しい試合を冷静にさばいたのが主審の西村雄一さん(42)と、副主審の相楽亨さん(37)、名木利幸さん(42)の日本人トリオだった。極めて厳正で、ネイマールにもイエローカードを出した。以後の試合の基準となるはずだ。

   解説の元日本代表・水沼貴史氏は「緊張感があるいい試合でしたね。審判団も冷静なジャッジの一方で、選手とコミュニケーションをとるなど、非常に良かった」という。

   キャスターの齋藤孝「ブラジルではだれがよかったんでしょうか」

   水沼「オスカルがよかった。ディフェンスもよくやっているし、3点目なんてセンスの塊でしたね」

コートジボワール人タレント「日本には3対2で勝ちます」

   そこで、W杯担当の林みなほが「日本・コートジボワール戦」に話をもっていった。ヤヤ・トゥーレ、ドログバといった超一流を相手にどう戦うか、結果の予想は…。スタジオにコートジボワール人のタレント、ベルナール・アッカも出てきて賑やかにああだこうだ。

   アッカは「3―2」でコートジボワール、水沼氏は「2―1」で日本と占ったが、だれも信じちゃいない。試合なんて始まってみなきゃわからない。間違いないのは、日本とは昼夜逆転しているブラジルだから、試合が日本の明け方が多いということだ。この週末はもちろん、しばらくは日本中が寝不足になる。

   そういえば、ゴルフの全米オープンも始まって、これがまた明け方の時間帯だ。初日のきょうは、松山英樹選手が好スタートを切った。ますます寝不足だ。