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関東地方あすも「激しい雨と雷」上空の寒気と地上の暑さが衝突

   司会の加藤浩次は「きのう(2014年6月29日)の夕方、東京を激しい雷雨が襲いました」と話し始めた。日中は晴れていたが、3時過ぎに空は黒く変わり、練馬で1時間に44ミリなど猛烈な雨が降り、道路冠水、停電などの被害が出たと伝える。

   キャスターのテリー伊藤「私は青山のビルの窓際にいたんですが、練馬のほうからまっ黒な雲が近づいてくるのが見えましたよ。カミナリもすごかったですね」

   気象予報士の松並健治が解説した。「原因は梅雨前線ではなく、上空の寒気なんですね。東日本を中心に上空に寒気が流れ込んでいました。地上は暑く、上空が冷たいという温度差があると、激しい雨が降る積乱雲が発生しやすくなります」

   きょう30日も関東、とくに内陸部山沿いで「きのうほどではないと思いますが、急な雨、落雷に注意が必要です」と松並は注意を呼びかけた。あすは再びは関東を中心に東日本上空の寒気が強まり、きのうのような激しい雷雨になる可能性がある。