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郵便ポストに墨汁やケッチャップ『投函』!病院事務員「ストレス忘れられた」

   郵便ポストに墨汁などを流し込み郵便物を汚した男が郵便法違反などの疑いで警視庁に逮捕された。「いい大人が何でこんなことを」と司会の小倉智昭はあきれる。

   逮捕された病院事務員(39)は、東京・福生市内の駅のトイレなどでチャックのついた小型のビニール袋に墨汁やケチャップ、ソースなどを詰め、福生市内や周辺の郵便ポストに口を開けて投げ込んでいた。

刑事責任で済まない賠償「汚されたラブレターの慰謝料払え」

   今年(2014年)5、6月だけで郵便ポスト30件、845通の郵便物が汚される被害にあった。39歳にもなってなんでこんなバカなことをするのか。容疑者は「職場の人間関係やストレスが一瞬忘れられ、現実から逃げられるのでやってしまった」と供述している。

   このストレス解消の代償は大きい。安冨潔弁護士によると「3年以下の懲役または50万円以下の罰金」だが、それだけですまないケースもある。被害者から大事な郵便物が汚されたと民事訴訟を起こされたら、金銭的な被害がなくても、たとえラブレターでも慰謝料を払わなければならないそうだ。