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錦織圭ツアー・ファイナル準決勝いけるぞ!今夜ラオニッチと1次リーグ最終戦

   男子テニスの世界王者を決める今季最終戦、ATPワールドツアー・ファイナル第3日目が日本時間13日夜(2014年11月)行われ、準決勝進出がかかった錦織圭はカナダのミロシュ・ラオニッチと戦う。

   フェデラー戦に完敗し1勝1敗の錦織は、「(1次リーグ突破の)次の試合に全てかかってくるので、この敗戦を踏まえてしっかり次で出直したい」と話していた。2連敗のラオニッチは自力での準決勝進出はなくなったが、錦織に勝てばまだ可能性は残っており、やはり負けられない。

230キロの高速サーブどうかわすか

   錦織、ラオニッチともファイナル初出場で、今季の対戦は錦織の4勝1敗。9月1日の全米オープン4回戦では錦織が4時間19分の激闘で制したが、最大の壁は196センチの長身から繰り出す時速230キロの高速サーブだ。

   石井大裕アナは攻略法を「ビルの上から撃たれるようなもので、ファーストサーブはあきらめることも必要です」という。プロテニス選手の沢松奈生子は「ラオニッチのサービスゲームを早くブレイクすることが一つ。あとは我慢勝負になります。今季の錦織選手は相当ねばり強い」と期待する。サービスキープが順調にいけば、最大の武器であるリターンで相手を翻弄し、さらに相手の隙を突くバックハンドもある。

A・B各組の上位2人が勝ち上がり

   司会の夏目三久「負けることはないですかね」

   石井が「そこは考えなくていいです」と言いながら持ち出したフリップには、「昨日の敵は今日の大親友」と書かれてあった。どういう意味か。準決勝進出はA・B各組の上位2人だ。錦織がラオニッチに勝ち、同日行われるフェデラーVSマリー戦でフェデラーが勝てば、錦織は2位で通過するが、マリーが勝てばフェデラー、錦織、マリーの3人が2勝1敗で並ぶ。

   一方、錦織が負け、マリーがフェデラーに勝った場合は両者は2勝1敗で準決勝進出、錦織は敗退する。錦織が負けフェデラーがマリーに勝つと、錦織、マリー、ラオニッチの3人が1勝2敗でならぶ。

   ならんだ場合は、セット奪取率、ゲーム奪取率、最新世界ランキングの順で選ぶことになる。