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年末年始おススメ映画!ほんわか「ベイマックス」、驚愕の結末「ゴーン・ガール」

   きょう15日(2014年12月)の「スッタメ」コーナーは、オネエ系の映画ライターよしひろまさみちが紹介する「オススメ映画」だった。これが面白かった。最初が「アナ雪」に続くというディズニーの「ベイマックス」で、アメリカでは大ヒットし、日本でも20日から公開になる。前売りはすでに「アナ雪」を超えているのだとか。

   少年ヒロと亡くなった兄が作った人の心を癒すロボット「ベイマックス」との交流の話で、兄の死の秘密を解いて行くという冒険物語だ。ミシュランのイメージと日本の神社の鈴から想を得たという風船みたいなベイマックスの姿が意表をつく。

   サンフランシスコと東京を合わせた「サンフランソウキョウ」という街が舞台だ。随所に日本的なものが登場もする。

妻役のロザムンド・パイクが「とにかく怖い」

   先週発表になった第72回ゴールデングローブ賞ドラマ部門のなかでオススメは、「イミテーション・ゲーム」だという。主演はベネディクト・カンバーバッチ。第2次世界大戦のドイツの暗号エニグマを解いた天才数学者の話だ。カンバーバッチの演技はこれが代表作になるといわれるレベルとよしひろは評価している。

   公開されたている「ゴーン・ガール」は原作がアメリカのベストセラーのミステリーだが、日本でも翻訳が売れているのだそうだ。夫婦、結婚のあり方が衝撃的に描かれた映画で、仲睦まじい夫婦の結婚5年目の記念日に妻が失踪してしまう。夫が疑われるのだが、「結末は全然違う」(よしひろ)のだという。

   すでに見た青木源太アナは「面白い」という。

   見ていない加藤浩次がいろいろ探りをいれるが、「全然違います」

   青木「あきれちゃうようなこともあるんです」

   キャスターのテリー伊藤「あきれちゃう?」

   司会の加藤浩次「もう聞きたくない」

   よしひろは「見て帰ったら絶対だれかに話したくなるの。ああ、よかったねで終わらない映画よ」とますます思わせぶりだ。

   加藤「誰かと見にいったら、そのあと...」

   よしひろ「絶対誰にもいわない」

   青木「加藤さんは奥様と見にいくんです」

   よしひろ「ああ、それだけはちょっとなんですよオ」

   青木「同性の人と見にいった方がいいんですか」

   加藤「なんで?」

   よしひろ「結婚してたり恋人だと、相手を疑いたくなるわよ」

   妻役のロザムンド・パイクの演技が「狂気の名演技」で、よしひろは「とにかく怖い」

監督「結婚という言葉に酔いしれている夫婦に冷や水ぶっ掛けた」

   インタビューがあった。監督は「セブン」「ファイト・クラブ」「ドラゴン・タトゥーの女」などのデヴィッド・フィンチャー。「いろんな作品を撮ったけど、ボク自身を喜ばせる映画はなかった。ボクが見たいのは、ミステリーがスリラーに変わったり、最後は皮肉で終わる映画だ。そんな映画見たことがないから作った」

   夫役のベン・アフレックは、自分の監督作品を中断してフィンチャー映画に参加したという。「尊敬するフィンチャー監督と作品を作る機会は今回しかなかった。偽フィンチャー作品を作れるくらい彼の仕事ぶりを観察したよ」

   その2人に「結婚前の人は見ないほうがいいか」と聞いたら、「『私には関係ない』と思いながら見ればいい」(アフレック)、「むしろ見たほうがいいと思うよ。結婚という言葉に酔いしれているだろうから。(冷や水を)顔の正面からぶっ掛ける映画さ」(フィンチャー)

   加藤「見たくなる」

   テリー「見るしかないね」

   もうひとつ、リリー・コリンズのラブストーリーがあるのだが、好きなひとは調べてみてね。