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命がけの福袋!-8.4度下の行列3日間「アップルストア札幌初売り」

   気温マイナス8.4度という2日(2015年1月)未明の札幌市のど真ん中で、凍てついた雪をかぶったまま歩道に座る人たちの列があった。凍死するのではと心配させるこの列はアップルストア札幌の初売りを待つ人たちだった。雪が降る酷寒に耐えてなぜ行列してまでと怪訝になるが、1袋3万6000円の福袋には最大20万円以上の福が入っている可能性があり、それを目当てに3日前から並んでいるという。

「まるで八甲田山のようです」「遭難レベル」

   インターネットにはこの耐寒レースの参加者が写真入りでこんな書き込みをしていた。「まるで八甲田山のようです」「遭難レベル」。見兼ねた警備員が動かない人に声を掛けていたらしい。地元の人は寒さには強いのだろう、凍傷になる人もなく全員無事だったようだ。ネットには最後にこんな書き込みがあった。「Applestore札幌での初売り無事終了。初めて並んでiPadmini3rdを当てることができました」

   伝えた小松靖アナ「年末年始の札幌は悪天といわれていて、それなりの準備はしていたのでしょうが、命がけの行列になってしまいましたね」

   石原良純(タレント)「好きでやっているんだからいいと思うな」

   ちなみに、20万円以上の福が当たる確率は5%だったいうから厳しい。