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「偽サイト」に騙された!本物そっくりの画面で購入代金詐欺・・・ネット通販で被害

1年で約4倍!格安お値段につられると・・・

<ご注意!偽サイト詐欺>家電量販店や通販サイトそっくりの偽サイトに誘導する詐欺事件が急増している。2011年は262件だったが12年は1036件、13年は3829件と3・7倍(日本通信販売協会調べ)となった。

   Aさん(男性)は釣りが趣味で、防寒具が市価の半値以下で出ているサイトを見つけた。山田大樹アナが「ところが、Aさんが見つけたサイトは実在の店の名前をかたった偽サイトだったんです」と本物のサイトと偽サイトの映像を並べて、「イノッチさん、本物と偽物の区別がつきますか」と聞く。

   井ノ原快彦キャスター「全然わからないですよ」

   Aさんはウエアを購入することにした。注文の手順も住所・氏名を書き込んで、目当ての商品をカートに入れるというのも本物と同じ方法だった。指定された銀行に料金を振り込んだが商品は届かず、業者との連絡も取れなくなった。

   本物の釣り具サイトの通販店舗側も迷惑している。運営する田中徹さんは「最新モデルなのに半値以上低い価格はおかしいと思うべきです。そんなときは店に確認の電話を入れた方がいいですね」

ちょっと待った!まずここをチェック

   Aさんもいまから考えるなところはあったという。「日本の所在地で、担当者も日本の名前なのに、振込先だけ中国の名前だったんですよ。でも、1度信用するとおかしいと気付かなくなってしまうんですね」

   日本通信販売協会の八代修一さんは「ここをチェックしてください」という。まず支払方法と振込先だ。「名の通った会社なのに振込先が海外の個人名や外国人名になっていたら気を付けるべきです。クレジットカードが使えず、支払いは現金のみというのも疑ったほうがいいですね」

   二つ目はサイト画面の連絡先を確認すること。「会社の住所がなかったり、電話がなかったり、規模が大きい会社にも関わらず電話番号がフリーメールの番号だったら疑ってください」

(磯G)