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不明の小5女児「遺体発見」同級生宅の押入れ・・・友だちの父親が殺害

   福岡・豊前市で行方不明になっていた小学5年生の女児(10)が、きのう1日(2015年2月)未明、友だちの家の押し入れから遺体でみつかった。佐藤渚アナは「逮捕された同級生の母親の交際相手は、『別の場所で殺害し、自宅に遺体を遺棄していた』と話していることが明らかになました」と伝えた。

   死体遺棄容疑で逮捕されたのは土木作業員の内間利幸(46)で、「首を絞めて殺害した」と殺人についても認めている。

「遊びに行ってくる」と訪ねると・・・

   殺された石橋美羽さんは31日午前10時頃、「遊びに行ってくる」と同級生の家の近くまで母親の車で送ってもらったあと行方がわからなくなった。昼頃、その家から「遊びに来ていない」と連絡があったため両親が探したが見つからず、豊前署に捜索願を出した。

   福岡県警が周辺で捜索したところ内間が浮かび、供述通りに自宅の押し入れからバッグに入った遺体が見つかった。内間は内縁の妻と子どもと同居しており、美羽さんとも顔見知りだった。美羽さんには「同級生のパパ」だった。犯行時間には家族はいなかったというが、内間は別の場所で首を絞めて殺し、遺体を自宅へ運んだと話している。

近所では「危ない人。関わりたくなかった」

   美羽さんを探した近所の人たちもショックを隠せない。内間を知る人は「子どもが叩かれたとか聞いて、できれば関わりたくない人だった」という。美羽さんが通っていた学校は、きょう緊急の父兄集会を開いて説明をするというが、校長は「なぜこんなことが起ったのか」というばかりだった。

   一人歩きの女児が突然いなくなる例は昨年夏に神戸市でもあったが、あれも顔見知りだった。肝心のところで目撃情報が得られないのも同じ。本当に防ぎようがなかったのだろうか。