J-CAST ニュース ビジネス & メディアウォッチ
閉じる

「米倉涼子」正座させられネチネチ説教5時間!モラハラ亭主となぜ結婚?男を知らない女の悲喜劇

<「彼は何でも否定から入るんだそうです。あるときは、彼がソファに胡座をかいて、彼女は床に正座させられて一晩中、五時間も説教をされることもあったと聞きました。『お前が今まで付き合ってきた男に興味はないけどさ。お前は常識を知らない。付き合っている人間も普通じゃない。そういう世界に生きてきたから変なんだ』と。そして『着ている服も変だ』『髪型も変だ』『爪も変だ』『バッグも靴も全部変だ』と、彼女の全てを否定し続けたのだそうです」>

   女優の米倉涼子(39)が元リクルート社員で会社社長のA氏(37)と同棲を経て結婚したのは、『週刊文春』(2015年1月1・8日号)が「2人の同棲」をスクープした発売日の翌日だった。その際、米倉は文書でこう彼氏について書いていた。「誠実で温かな人柄は私にとって大きな存在となり、尊敬できる大切なパートナーであることに気づかされました」

   だが、それから4か月にもならない3月31日、『スポーツニッポン』が「米倉離婚も」と報じたのだ。週刊文春はスポニチが報じる以前から米倉の取材を続けていたそうで、離婚は確実、それも夫のモラルハラスメントが酷すぎるためだと報じている。

   冒頭のコメントは米倉の友人Z氏で、米倉はテレビドラマで見せる男たちをやり込める姿とは違って、素の彼女はとても気弱で、何かいわれると「ごめんなさい」と跪いてしまうタイプなのだという。

   入籍してわずか5日後の大晦日、六本木のクラブで一般客もいる前でこんな騒ぎがあったそうだ。<「途中で酔った旦那さんが、何かの拍子に怒って、飾り付けのバルーンで彼女の頭を叩き出したんです。ふざけてじゃれ合っているだけだと思ったのですが、そのうち旦那さんが米倉さんの首を絞め出した。しかも、ひとりで怒って最後はどこかへ行ってしまったんです」>

   週刊文春の記事を読む限り、なぜ米倉はこの男と結婚したのかわからないが、米倉の友人のY氏には、二人の関係が不安定だから彼も不安定なのかもしれない、結婚して私がいい奥さんになれば彼も変わるかもしれないと健気なことをいっていたそうだ。

   全体に記事の作りは米倉寄りだ。視聴率がとれる女優だから、周囲も米倉が今度の離婚で傷が付かないように慮ってのことだろうとは思う。だが、そのモラハラ亭主が仕事のために関西に移り住み、夜な夜な繁華街で高級ラウンジやキャバクラをハシゴしている姿を見ると(週刊文春が撮っている)、もはや二人の間は冷え切っていることは間違いないようである。

   週刊文春に対して米倉の答えがそれを物語っている。モラハラについて質問すると、そのたびに「うーん」と苦しそうに唸るが否定はしなかったそうだ。

<――辛かったですか。
「(頷いて)・・・うん」
――もうAさんには愛情がないんでしょうか。
「・・・うん」>

   作家のモーリス・ルブランはこういっている。「女をよくいうひとは、女を充分知らない者であり、女をいつも悪くいうひとは、女をまったく知らない者である」

   女をまったく知らない男と、男をまったく知らない女が出会った「喜劇」とでもいうしかないようだ。

逮捕歴ありの秘書・家城大心の言うがまま・・・上西小百合「議員居座り」で税金3000万円

   こちらは政治家としての心得をまったく知らなかった女代議士の「喜劇」である。『浪速のエリカさま』などといわれていた上西小百合「維新の党」議員が、予算案採決を欠席して、恋人といわれる家城大心公設第1秘書と京都へホワイトデー旅行に出かけていた「事件」は、橋下徹最高顧問の「それはアウトでしょう」のひと言で晴れて除名処分になった。

   この件をいち早く報じた週刊文春は、今週号では家城公設第1秘書に焦点を当てて報じている。この人、高校中退して電気工事士として働き始めたという。20歳そこそこで結婚したが離婚。今の井上吹田市長が市長になる前に後援していたのが家城氏が勤めていた会社で、同社が運転手として井上氏のところへ「差し出した」(週刊文春)のが彼で、それが政界入りのきっかけとなった。

   井上氏が吹田市で権力を持つにしたがって家城氏も顔を売っていく。井上氏が府議になると会社を辞めて秘書になった。以前に高校生と口論になり、蹴りつけて現行犯逮捕されたこともある(起訴猶予)ほど強面だ。吹田市が発注した電気工事入札がおかしいと疑問を持たれ、それに絡んでいた彼は秘書を辞職することになる。今度は上西氏の秘書になるが、完全に主従逆転で、上西氏は家城氏のいうがままだそうだ。

   そんな「バカップル」(週刊文春)に対しても、彼女がこのまま議員に居座れば毎年3000万円以上の税金が払われるのだから、ふざけるなといいたくもなろう。『週刊新潮』は橋下徹氏の決断が早かったのは、4月12日に投開票される地方選と来月17日に行われる大阪都構想の是非を問う住民投票への影響を考慮してのものだとしている。だが、彼の思惑通りにはいかず、上西問題勃発後の共同通信の「都構想の賛否」調査では、反対が賛成を10ポイントも上回ってしまったそうである。

   それに、「ポンコツ」なのは上西氏だけではなく、橋下徹氏が選んだ「公募区長、校長、教育長」にはセクハラやパワハラ、モラハラを起こす連中が多く、不祥事のデパートといわれている。<「橋下さんや維新の会の幹部は、人を見る目がないということなんでしょう」(政治アナリストの伊藤惇夫氏)>。地方選と都構想の住民投票で負ければ、橋下時代は完全に終わることになる。

高市早苗『週刊ポスト』報道否定しても消えない実弟秘書官の公金融資口利き疑念

   人を見る目のないことでは、安倍首相も負けてはいないようだ。稲田朋美政調会長の「ともみの酒」疑惑や下村博文文科相の塾業界からの献金疑惑など、スキャンダルはとどまることを知らない。今週の『週刊ポスト』が追及しているのが高市早苗総務相の「重大疑惑」である。

   話はやや込み入っているので、舌足らずになるやもしれないのでお許しを。舞台となったのは農業法人N社である。同社の実質的経営者は高市氏の地元、奈良県で有力な企業グループA社を経営するM会長。N社の創業者であり元社長でもある。

   M会長のグループは奈良でビルメンテナンスの会社を中心に、介護事業や警備事業、加工食品などを手広く展開している。さらに、県政や県経済の話題を主に扱う地元誌の発行人(理事長)でもあり、県政界への影響力も大きい。同誌のブログにはこう書かれているそうだ。<高市早苗先生とは、多分マスコミ関係者の中では、私が一番古くからのお知り合いではないでしょうか?>

   M会長の元でN社の社長を務めたK氏は、福祉施設などを運営していた人物で、農業は素人だったが「俺には大きなバックがいる。国からカネを引っ張れる」と吹聴して4年ほど前にイチゴとレタスの水耕栽培事業を始めた。K氏の古くからの知人がこう語る。<「またいつもの大風呂敷かと話半分で聞いていたら、本当に国から融資が出た。農業の素人が始める事業にいきなり国がカネを貸したのでびっくりしました」>

   融資したのは日本政策金融公庫で、ここは国民生活金融公庫、農林漁業金融公庫、中小企業金融公庫が統合して設立された政府100%出資の金融機関で、税金が投入され、民間よりも低い金利で融資を行っている。

   だが、最後の融資の1年後(2013年)には融資がほぼ焦げ付いたという。<公庫側の審査が甘い融資だった疑いが生じる>(週刊ポスト)。普通の企業ならとうに倒産してもおかしくない状況だ。しかも、N社はオフィスもなく電話も通じないが、登記上は社長や役員を次々に交代させながら現在も存続している。

   N社の経営実態を心配する関係者の1人は、M会長からこう聞かされたという。<「Mさんは『高市先生の案件だから公庫からの借金は心配は要らない。高市先生がなんとかしてくれる。絶対に大丈夫だ』と何度もいいました。それですっかり信用した」>

   N社の元役員もこう話す。<「K社長たちは農業なんか全く興味はなかった。最初から農業をダシに国からカネを引っぱるのが目的だったのだと思う」>

   しかも、そのK社長はすでに「突然死」しているそうだ。その後も公庫への返済はなされていない。週刊ポストによると、N社の土地・建物を借りて椎茸栽培を行っている別の農業系企業は、返済資金に充てるようにと毎月160万円の賃貸料を支払っているのだが、そのカネが公庫への借金返済に回された形跡はないという。M会長周辺は公庫や農業系企業に、昨年来何度も一括返金すると連絡しているとの証言があるが、返済は果たされていないそうだ。

   M会長の言葉通りに、N社の救済に動いたのは高市事務所だったという。関係者がこう語る。<「高市大臣の実弟で現在、総務大臣秘書官を務める高市知嗣氏がN社の新しいスポンサーとしてM会長サイドに東京の会社を紹介した。そこでは、『利益率10%のビジネスになる。ゆくゆくは上場したい』という儲け話として検討された」>

   週刊ポストは<一見まともな事業をやっているように見せかけて商品を発注したり、金融機関から融資を受けたあと、返済を踏み倒す「取り込み詐欺」は昔から詐欺の常套手段である>と難じる。

   高市秘書官に取材を申し込むと、<「公庫からの借り入れについて、関係したことはない。N社との面識もない」>としながらも、N社救済のためにスポンサーを紹介した事実は認めたという。

<消えたカネは国民の血税である。官邸と高市氏は「名前を使われただけ」で逃げることはできない>(週刊ポスト)

   さっそく高市総務相は4月6日(2015年)に国会内で記者会見を開いた。<一部の週刊誌が、政府系金融機関から融資を受けた農業法人に1億円の使途不明金があることが発覚し、高市氏の実弟である秘書官が関わっていた疑いがあると報じたことについて、「見出しも中身もあまりに悪質であり、捏造(ねつぞう)記事だ。融資には高市事務所も秘書官も私も一切関与していない」と全面的に否定した>(4月6日のasahi.comより)

   週刊ポストはこれからも追及を続けるといっているから、何が飛び出すか興味津々ではある。

上重聡アナ「スッキリ!!」謝罪で一件落着?納得できない視聴者「番組降板で責任取れ」

   これも先週の週刊文春が報じた日本テレビ上重聡アナの「高級車&1億7000万円の利益供与」問題は、上重アナが「スッキリ!!」番組内で謝罪したことで日テレ側は終わりにするそうだが、収まらないのは週刊文春と視聴者である。週刊文春が行った緊急アンケートには744通の回答が寄せられ、そのうち約9割が「納得できない」というものだったという。59歳の女性はこういっている。<「億ションに高級車の説明がこれだけかと思うと腹が立つより呆れてしまう。局の対応も甘すぎる。降板が責任の取り方だ」>

   日テレは、女子アナ内定者の女子大生の内定取り消しの時も世論の反発を読み間違えた。上重ケースはそのときとは比べものにならないくらい重大な問題である。今の日テレはことの軽重がわかる人間がいないようだ。就業違反があったことは日テレ側も認めているのだから、少なくとも謹慎6か月ぐらいの処分は致し方ないと思うのだが。