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高崎山のサルの赤ちゃん「シャーロット」に抗議!「英国王室に失礼だ」

   大分県の高崎山自然動物園できのう6日(2015年5月)にメスの赤ちゃんが生まれ、誕生したばかりの英国王女の名前にちなみ「シャーロット」と名付けたが、「英国に失礼だ」という抗議が相次いだため、その日のうちに取り消しも含め再検討することにした。

毎年「名前公募」―今年は「ケイ」抜いてトップ人気

   高崎山自然公園では毎年、最初に生まれた赤ちゃんの名前を「この1年で話題になった人、もしくは出来事」を条件にして公募し、投票が一番多かった名前に決めている。今年の公募はことし3月(2015年)から始めた。5月4日までにトップだったのはプロテニスの錦織圭選手の「ケイ」だった。ところがその夜、キャサリン妃の長女が「シャーロット」と命名されたので、翌5日に「シャーロット」が逆転し、王女と同じ名前になった。

   高崎山自然動物園では「例年の名前に比べ、今回はずいぶんといい名前が付きましたので、今後かなり期待しているところです」と喜んでいたが、命名直後から「イギリス王室に対して失礼だ」「なんでサルにそんな名前を付けるんだ」と抗議が相次いだ。

   司会の小倉智昭「おかしいと思うんだよね。シャーロットを希望した人が一番多かったのでしょ。それだけ多くの人に期待されたわけで、別に失礼なんて考える必要はないんじゃないかと僕は思うね」

   キャスターの笠井信輔「高崎山では数十件寄せられて、こういう時期だからということで、いったん白紙にして検討したいということなんです」

動物にエリザベスやダイアナもダメ!?

   これまでは、ユータロー(オス=山口百恵さんの長男)、カズ(オス=サッカーの三浦知選手)、キズナ(オス=大震災復興に向けて)といった名前が付けられている。

   小倉「高崎山では、このサルに期待しているんでしょ。シャーロットはかわいらしくていいじゃないですか」

   アナウンサーの梅津弥英子「日本の皇室だったと思うと・・・」

   小倉「それだったら、日本中からエリザベスやダイアナが全部ダメになってしまうでしょ」

   笠井「いろんな意見があるでしょうね」