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乗ってるだけで楽しい「リゾート列車」民謡踊ってくれたり日本酒のおもてなし

   「いま、わざわざ遠くに出掛けてでも乗りたい人気の列車があるんです。その名も『リゾート列車』。車内は嬉しいおもてなしで溢れていました」とキャスターの赤江珠緒が取り上げた。

   黒宮千香子リポーターが乗り込んだのはJR長野駅発の「おいこっと」で新潟・十日町駅まで2時間30分ほど走る。「飯山線を走っていて、そのまま千曲川沿いに里山や田畑など、のどかな田園風景が広がっているのが特徴です」(JR東日本の星薫さん)

JR東日本・飯山線「おいこっと」

   「おいこっと」ははたしてどんな電車なのか。車内にモンペ姿の車掌さんが現れ、ナレーションは「まんが日本むかしばなし」の常田富士夫さんが担当していた。

   走行中、絶景ポイントにさしかかると一旦停止したり、各駅に到着するたびご当地のイベントや食べ物を堪能できるのだという。飯山駅では日本酒でおもてなし。すると、今度は着物姿の女性や三味線を持った男性の集団が乗り込んできて、民謡を披露してくれる。乗客の一人は「期待していなかったので、大満足でした」と満足そうだ。

   司会の羽鳥真一「いいですねえ」

   黒宮「私も楽しかったですけど、何より50代、60代、70代の方がすごい楽しそうにしているのが印象的でした」

通常料金に500円増し

   羽鳥「旅行っていうと、旅先に行って楽しむわけですが、これだと移動の時間も楽しめるわけですよね」

   吉永みちこ(作家)「時間がね、日常の時間ではないゆったり感がたまらないですね」

   長嶋一茂(スポーツプロデューサー)「先を急いでいる人は困ると思いますが、そんな人はもちろん乗らなくて、行くまでの過程を楽しむというのは、僕は安心します」

   黒宮「リゾート列車が増えている理由もまさにそこにあって、『列車に乗ること』を目的にしている人が増えているんです。やっぱり予約がいっぱいになっちゃうそうですが、天気の悪い日はキャンセルが出るので、そういう日がねらい目です」

   気になる運賃は、通常料金に指定席料500円をプラスするだけだ。

ビレッジマン