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車のワイパーゴム次々盗難!島根県警は異例の大捜査―防犯カメラに写ったのは・・・

   奇妙な盗難事件が起ったのは島根県松江市の東出雲町。車のワイパーのアームはそのままに、フロントグラスに接するゴムだけがなくなっていた。今年2月(2015年)からこれまでに40件起きている。

カラスがくちばしで引きちぎり

   島根県警は捜査員のべ50人を投入して、覆面パトカーで巡回したり、夜間・早朝の張り込み、防犯カメラも設置した。島根県警としては異例の大捜査だが、『犯人』はようとして知れなかった。

   ところが、5月下旬に防犯カメラにとんでもないものが写った。駐車中のワンボックスカーのボンネットに降り立った1羽のカラスがワイパのアームにとりついたと思うと、くちばしでゴムを引きちぎった。

やわらかくて巣作り素材に最適?

   小倉智昭「なんでゴムが必要なの?」

   笠井信輔ニュースデスク「カラスの生態に詳しい杉田昭栄・宇都宮大教授によると、春は巣作りの季節で、柔らかい素材を好んだのではないかということです。過去にも例があるということでした」

   小倉「何しろカラスは頭いいですからね。ゴルフ場で小物入れのチャックを開けて中身を持っていきますからね。本当にすごいですよ」

   人間がカラスの領域に入りすぎたということか。東京ではハトもカラスも逃げないものね。