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陸上女子100メートル福島千里「今度こそ北京で自慢できる結果出す」

   8月に中国・北京で開かれる世界陸上の代表選考を兼ねた日本選手権が、26日(2015年6月)から始まった。「あさチャン!」が注目しているのは陸上女子100メートル、200メートルの日本記録保持者、福島千里選手(26)だ。福島は北京に思入れがある。

08年北京五輪は一次予選敗退!「くやしい」と大粒の涙

   福島は2008年の北京五輪100メートルに、日本女子としては56年ぶりに出場したが、この時は一次予選敗退し、レース後に「悔しい」と大粒の涙を流した。「人生を変えた北京です。世界で戦うと決めたところです」と話す。

   翌年から日本記録を連発し、11年の世界大会では100メートルで日本人としては79年ぶりに準決勝進出した。今月4日のアジア陸上(北京)では追い風参考ながら、自己の持つ日本記録に100分の2に迫る11秒23で優勝した。

故郷の北海道・幕別町は過疎化で母校の生徒9人

   その福島が故郷の北海道・幕別町を訪れた。過疎化が進み人口は2万7000人余り。母校の糠内小は全校生わずか22人だ。後輩たちを前に「私もここで運動会をやりました。とっても良い思い出があります」と話す。この後、全校生わずか9人になった糠内中へ。たった一人の陸上部員という2年生の井出みゆさんに走り方を指導した。最後に福島は「みんなが私に会ったことを自慢できるように頑張ります」と話した。

   石井大裕アナ「母校の生徒たちは嬉しかったでしょうねえ」

   司会の夏目三久キャスター「たった一人の陸上部員の井出さん。いつも寂しい思いをしていたでしょうから良かった。励みになりますよね」

   世界の厚い壁をぶち破ってぜひ今回は決勝進出を!世界陸上は8月22日に開幕する。