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山口百恵・三浦友和「二人の息子」の明暗・・・映画に引っ張りだこの弟、音楽活動に挫折の兄

   『週刊文春』の大型ワイド「フグの肝」からいくつか紹介しよう。山口百恵(56)と三浦友和(63)夫妻には息子が2人いる。2人とも芸能界へ進んだが、くっきりと明暗が分かれているという。

   弟の三浦貴大(29)は<「いま日本映画界からもっとも期待される存在です。仕事のオファーが殺到し、慎重に選んで断っているものもある状況だそうです。今年、映画だけで十本も出演する『超売れっ子』です」(スポーツ紙芸能デスク)>。「RAILWAYS」でデビューし日本アカデミー賞新人賞を受賞した。その後も「わが母の記」、高倉健の「あなたへ」などに出ている。

   一方の兄・祐太朗(31)は母と同じ歌手になり、バンドを組んでデビューしたが、2年後に活動休止した。その後、松山千春の自叙伝をもとにした舞台の主役に抜擢されたが、集客はままならず、CDも1000枚単位でしか売れなかったという。

   写真で見る限り、貴大は両親のいいとこをとり、祐太朗は母親似だが華がなさそうだ。偉大な母を持った2人はこれからどう生きていくのか。父・友和は心配でたまらないのではないかな。

NHK「ニュースウオッチ9」井上あさひアナ、京都でのびのび活躍らしい・・・ひと安心!

   大好きだった元NHK「ニュースウオッチ9」の井上あさひアナ(33)が、京都へ都落ちしてどうしているかと心配していたが、週刊文春によれば「新天地で古都巡りに勤しんでいる」そうだ。

   肩の力が抜け顔も柔和になったという。担当するのは「ニュース630京いちにち」の中の「京都プレミアムインタビュー」と「京のキラ星」というコーナー。あさひでなければできない有名人たちのインタビューをこなしているそうだ。ここではアナウンサーも泊まり勤務があり、あさひがメイクを落としメガネをかけた姿が拝めるという。

   そのあさひの姿が全国中継される番組「NEWS WEB」が近々月一で始まる。彼女と大越キャスターがいなくなった「ニュースウオッチ9」は見るも無惨。女性アナはまだいいが、キャスターの男(名前も浮かばない)の魅力のなさと切り口の弱さばかりが目立つ。早くあさひに帰ってきてほしいね。

   テレビ東京の看板アナになった大江麻理子(36)が、週刊文春によると視聴率低下で苦しんでいるという。昨年(2014年)9月にマネックス証券社長と結婚して以来、ジワジワ視聴率が落ち始めたそうだ。最近は2%台も出るという。<「やはり松本氏との『百億円の玉の輿婚』によって庶民的なイメージが崩れてしまったのでしょう」(番組関係者)>

   突然、トレードマークだった黒髪を20センチ近く切ってスタジオに現れたそうだが、残念ながら視聴率には変化がないという。視聴率1%であれこれいわれるテレビの世界は厳しい。

卑劣!リベンジポルノ―なりすましで「わたしをレイプして」バシバシ捕まえろ

   リベンジポルノとは、元交際相手の裸の写真や動画をインターネット上に載せる悪質な犯罪行為だが、『週刊ポスト』がこうしたことが頻繁に行われ、被害者が続出していると報じている。しかも、写真の公開だけではなく、相手の住所や電話番号などを晒した上に、「私を犯してほしい」と誘う嘘の書き込み「リベンジレイプ」が横行しているというのである。

<「刺激が欲しい」
   今年2月、出会い系サイトに21歳の女子大生の顔写真付きでこんな書き込みがされた。すぐに男たちからメールが殺到し、『彼女』は約30人の男性に「レイプ願望があります」といったメッセージとともに『自宅の住所』を伝えた。
   その数日後、自宅近辺で見知らぬ男が彼女に声をかけた。しかし、『願望』は現実にならなかった。彼女はレイプ願望などはもっておらず、自宅住所を男に送ってもいなかったからである。
   6月12日、この女子大生になりすまし、無断で掲示板に写真などを掲載したとして野村証券社員の牧野雅亘容疑者(39)が名誉棄損の疑いで警視庁に逮捕された>(週刊ポスト)

   このケースでは幸いにも女性に身体的被害が加えられることなく犯人が逮捕されたが、今年3月に北海道で実際に女性が集団強姦されるという事件が起きていた。

   疑似レイプ愛好者が集う掲示板はネット上に複数ある。そこには女性の写真や名前のほか、電話番号、メールアドレスとともに「犯してくれる人を探している」などのメッセージが添えられているという。週刊ポストによると、関西地方の住所とともに名前やメールアドレスが書かれていたA子さんは、セックス中の姿を写した、いわゆるハメ撮り写真が掲載されていたそうだ。週刊ポストはA子さんと連絡をとることができたが、彼女はまだ10代だった。

   写真を見せると「これは、私です」と絶句したという。<「実は最近、知らない人から『今日は何時の電車に乗るの?』とか『近所に住んでるから学校の帰りにレイプしてやろうか』といった メールが送られてきました。

   裸の写真についてはいいにくいのですが・・・、以前、援助交際したことがあって、その時に撮られたものだと思う」と語った。

   なりすましで掲示板に書かれた女性を強姦したらどうなるか。弁護士の奥村徹氏がこう話す。「裁判で、『承諾があると信じていた』という弁解がすんなり通る可能性は低いでしょう。

   故意ではないと主張しても、暴行や脅迫が伴った性行為であれば、強姦罪が成立する可能性が高い。一方、実行犯に強姦罪が認められれば、女性になりすまして書き込んだ人には名誉毀損罪に加えて、強姦罪の教唆が問われます」>

   6月22日のasahi.comが「LINEで女性の裸を拡散容疑 リベンジポルノ法初適用」と報じている。<無料通信アプリ「LINE」(ライン)に知人女性の裸の画像を投稿、拡散させたとして、警視庁は川崎市中原区上小田中1丁目、無職内川一樹容疑者(27)をリベンジポルノ防止法違反と名誉毀損(きそん)の疑いで逮捕し、22日発表した。同庁によると、ラインで画像を拡散させたとして同法が適用されたのは全国初という。

   警視庁によると、逮捕容疑は4月16~17日、スマートフォンからラインのグループトーク上に、20代の知人女性の上半身裸の画像を送信し、不特定多数に閲覧させるなどしたというもの。容疑を認め、「グループトークが盛り上がると思って投稿した」と供述しているという>

   気をつけよう,暗い夜道とリベンジポルノ。

ホントかいな!?元少年Aが愛媛・松山のヘルスに出没

   また酒鬼薔薇聖斗の話で恐縮だが、『アサヒ芸能』にこんな話が載っている。

<愛媛・松山市のヘルス嬢Pさん。
   「私のお客さんで年齢も見かけも酒鬼薔薇にソックリな人が来ていたんです。太い眉とつり上がった目が、事件当時に出回った写真の顔と同じでした。お店では「自分は長い間幽閉されていた」と話していました」
   Pさんに接触すると、この男の一風変わったプレイが明らかとなった。
   「プレイ前にはいつも『愛するママへ』と書かれた手紙を渡されました。シャワーを浴びたあとは、『ママ、だっこして』と甘えてきて、動物のように私の顔を舐め回すんです。だけど、いつも射精に達することはありませんでした」>(アサヒ芸能)

   元少年Aは本の中でも、事件を起こして以来射精することはないと書いている。もしかして本物かも。

作家・百田尚樹呆れた妄言「沖縄のどこかの島が中国に取られれば目を覚ますはずだ」

   気になる記事がスポーツニッポンに載っている。安倍首相に近い自民党の若手議員40人が6月25日(2015年)、憲法改正を推進する勉強会を開いたそうだ。そこへ招かれた作家の百田尚樹氏が「沖縄の2つの新聞(沖縄タイムスと琉球新報のこと=筆者注)はつぶさないといけない。沖縄のどこかの島が中国に取られれば目を覚ますはずだ」と発言したというのだ。あきれ果てた暴言である。こんな考えを持った人間の書くものを私は絶対読まない。

   そういえば、6月23日に沖縄で行われた沖縄全戦没者追悼式でこういうことがあったとAFP通信が伝えている。<沖縄・糸満市の平和祈念公園で23日に行われた沖縄全戦没者追悼式で、あいさつのため登壇した安倍晋三(Shinzo Abe)首相が参列者からやじを浴びせられる一幕があった。

   米軍の沖縄駐留に不満を持つ地元住民らが、檀上にあがった安倍首相に「帰れ」などのやじを飛ばした。日本で首相が直接市民からやじられることはまれだ>

   ロイターも<数人の人が「帰れ!」と叫び、黒いベレー帽の老人は立ち上がって安倍首相を指さした>と報じている。朝日新聞などは伝えているが、NHKはこうした映像を流していないようだ。安倍首相と彼のお友達たちのとの「友情」には胸が熱くなる。反吐が出そうなくらい。

「まだ妻とセックスしたい」70歳過ぎても夫の4割!妻は「大迷惑です」

   週刊ポストと週刊現代のSEX記事の読み比べ。週刊ポストはセクシーグラビア競争から退くようだ。今週はいつも通りの「マナミという名の実」と「現役大手生保レディ 決意のヌード挑戦」の2本。「マナミ」の写真は迫力はあるが、はやマンネリ気味だ。

   週刊現代は巻頭グラビアで「深田恭子」のセクシー、企画もので「エロスは『日常』に潜んでいる」、新体操の「小森美来」の大開脚ヘアヌード、袋とじで「美少女百合沙がいる街 百合沙が、すべてを脱ぎ捨てる!」と特集記事がイマイチなのを補おうとしているのか、気合いが入っている。

   記事では、先日、私がネタがなくなったのかと書いたせいでもあるまいが、週刊ポストは「死ぬまでSEX生涯現役宣言!」を復活。日本性科学会の「中高年セクシュアリティー調査」(12年)によれば、70代男性の性欲が活発化しており、「配偶者との性交渉を望む」70代男性は、00年調査の24%から38%に上昇したという。

   70歳を過ぎても4割の男性が妻とのセックスを望んでいるそうである。ED薬などが出てきたことも関係しているのだろうが、いい迷惑だと妻たちは週刊現代で告白している。

   もう1本は「LOVE48愛の48手組んでみた」と題されたYouTubeに挙げられた動画が話題だとして、動画のコマ割りを載せている。これは世界シェア1位を誇る英国のコンドームブランド・デュレックスが新商品PRで6月1日から配信したものだそうだ。さまざまな体位をプロレス風に見せる斬新なアイデアが話題となり、16日間で16万回超のアクセスがあったという。まあ、これは昔話題になった「性生活の知恵」の二番煎じのようなものだ。

   週刊現代は、年をとった亭主が性欲だけは盛んで困り果てているというお話しだが、そうとう笑える。いくつか紹介しよう。

<「夫の肌の感触が嫌なんです。脂ぎってベトベトしているし、メタボでぶよぶよ。汗は雑巾みたいな匂いがする。隣で寝ているだけで嫌なのに、上に覆いかぶさってくるんですから最悪ですよ。
   夏は暑苦しくて、正常位で夫が腰を動かす度に、下っ腹の肉が私のお腹に張り付いて、『ペッタン、ペッタン』と音を立てる。
   『餅つきか!』って突っ込みたくなります。肝心のペニスは肉に埋もれて奥まで届かず、ちっとも気持ちよくありません」(綾子さん・45歳)
   「勃ちが悪いのは、夫の年齢(57歳)を考えれば仕方のないこと。ただ、射精に行き着くまで粘りに粘られるのは嫌なんです。なかなか勃起しないので、フェラチオを延々とさせられるんですけど、5分もすれば口が疲れてきますよね。勃起に導いて、ようやく挿入したと思ったら中折れ。
   双六でいうと、『振り出しに戻る』です(苦笑)。いったんフェラチオやシックスナインに戻って、再び勃起すればまたインサートの繰り返し。60分を超えると、ちょっと勘弁してほしい。『あぁ、この時間で録画していたドラマ1本見れたのになぁ』って考えちゃうと、時間の無駄に思えてくるんです。
   いったん私の中に入った愛液のついたアレを舐めるのにも、抵抗があります。なのに、『お前の味だよ』とか言ってくる。ああ、話してるだけで気持ち悪くなってきました」(麻由美さん・54歳)>

   これが妻たちのホンネであろう。はやく女性のためのバイアグラが発売されないと、亭主の一人相撲で嫌がられるだけだろうが、妻がバイアグラを飲んで迫ってきたら怖いぞ~!

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか