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女子フットサル全国優勝監督ストーカー逮捕!20代選手に脅迫メールや写真貼り付け

   女子フットサル界の有名監督が、20代の選手に5年以上にわたってストーカー行為をしていたとして逮捕・起訴された。ストーカー規制法違反と脅迫に問われたのは元兵庫県選抜チーム監督の中尾隆二郎被告(40)だ。先月(2015年6月)はじめに逮捕されるまでは兵庫県フットサル連盟の理事も勤め、この3月には県選抜チームを率いて全国優勝していた。

LINE「おい糞人間何を調子乗っとんじゃ お前の周りも全部殺したるわ」

   中尾は交際相手の20代の女子選手に暴力を振ったことで別れ話を切りだされ、以来メールによる脅迫、玄関ドアに電動ドリルで5か所も穴を開けたり、ドアや車に写真を貼るなどのいやがらせをくりかえしていた。

   LINEには「人の痛みがわかるまで壊しますから」「おい糞人間何を調子乗っとんじゃ お前の周りも全部殺したるわ」など、「殺す」「死ね」という言葉が絶えず並んだ。女性は警察に被害届けを出し、女性の車に写真を貼り付ける姿を捉えた防犯カメラの映像と、直後に女性に届いた「車みつけた。次は全体に貼っちゃうから」というLINEの書き込みなどがあったことから逮捕した。

別の女子選手も被害!連盟が示談に・・・

   中尾のストーカー行為は別の女子選手にも及んでいた。これは連盟も把握していて、示談で納めたという。その際、中尾の友人は県選抜監督、理事を辞めた方がいいと助言したが結局辞めてはいなかった。

   司会の小倉智昭「5年というのは相当しつこいね」

   安田洋祐(経済学者)「しかもドリルで穴をあけたり、証拠が残る。こんなことしていれば、いずれフットサルとも関われなくなるとわかっていると思うんですがね」

   中江有里(俳優)「被害届を出すまでに時間がかかったというのは、よほど思い悩んだんだと思います」

   小倉「全国優勝させた監督ですから、周囲も世間体とか評判とかを考えてしまったかもわからないね」

   広いようでいて、世界が狭いんだろうね。