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熱中症患者バタバタ!「自家製経口補水液」作ろう・・・水に塩と砂糖

   まさに猛暑列島だ。先週1週間(7月27日~8月2日)に救急搬送された熱中症患者は1万1672人に達し、死者は25人になった。気付かないうちに脱水状態になっているケースが目立つという。そこで知っておかないといけないポイントを3つ。解説してくれたのは、神奈川県立保健福祉大学教授で医師の谷口英喜さんだ。

お酒飲んでないのに二日酔い?脱水症状のサインです

   汗をかき続けて水分が足らなくなると、身体は汗を出すのを止める。すると体温が異常に上昇する。これが熱中症である。

   (1)脱水症のサインは二日酔いと同じ。「頭が痛い」「気持ちが悪い」「食欲がない」「身体がだるい・痛い」。酒も飲んでいないのにこういう症状が出たら脱水症を疑うことだ。

   脳は80~90%が水分なので影響を受けやすい。めまいや吐き気はそのために起こる。消化器が水分不足になると胃腸の調子が悪くなる次に筋肉・神経がマヒしてくる。

   (2)女性は生理中に注意が必要。意図的に水分補給を心がけること。

   (3)家庭で経口補水液を作ってみる。水1リットルに食塩3グラム、砂糖20グラム。飲みずらい人はレモンを入れるといいらしい。危ないと思ったら、これを飲むと回復が早い。ただし、手作りはその日のうちに飲んでしまうこと。

おかしいと感じたらすぐ病院へ!重症化すると後遺症

   ということで、スタジオに補水液が並んだ。犬山紙子(コラムニスト)は「身体に合いそうな味」と騒々しい。

   森圭介アナ「甘い」と顔をしかめた。宮崎哲弥(評論家)は無言。上重聡キャスターが「おいしい」と言うと、岩本乃蒼アナから「補水液をおししいと感じたら脱水症状の疑い」と突っ込まれて大笑いとなった。

   岩本「重症になると後遺症が残ることもありますから、すぐに病院へ」