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「天津大爆発」トヨタ、イオンも被害!窓ガラス粉々、従業員ホテル避難

   きょう14日(2015年8月)の「あさチャン!」は「全米プロゴルフ選手権」の中継放送のため、25分遅れでスタートした。トップの話題は中国・天津市の物流会社で12日未明に起きた大爆発事故だ。死亡50人、けが人700人を超えた。

   司会の夏目三久「深刻な被害状況が明らかになってきました」

輸入新車1万台グチャグチャ

   現場は日本企業も多く進出し、物流会社の倉庫には危険物や化学物質があったため被害は広範囲に拡大していると見られるが、全容はまだわかっていない。通関業務など経済活動への影響も懸念される。

   天津は中国対外貿易の重要な窓口で、輸入車の70%がこの港から陸揚げされており、被害は新車1万台以上の及びそうだ。中国メディアによると、ルノーは1000台以上が被害を受け、被害額は40億円を超えるという。

   4キロ離れたトヨタ自動車の販売店では展示場のガラスが破壊され、臨時休業した。トヨタの現地事務所が入るビルも中と外の窓ガラスが爆風で破壊されたため、寮に住む従業員はホテルに避難している。現場から2キロのイオンモールは入口や窓ガラスが壊れ、被害を確認中だ。

   コメンテーターの前田浩智(毎日新聞前政治部長)「天津市の消防当局はきのう記者会見を開きましたが、詳細を明らかにしませんでした。中国は今や世界第2の経済大国なのですから、国際社会に対してきちんとした説明と情報開示が求められますよね」