密造酒やオヤジの酒というイメージがあったどぶろくが、女性に人気になりつつあるという。10年前から製造販売を手掛ける斉藤健一さんは「手作りなので製造が追いつかない」という。女性たちはどこでどんなふうに飲んでいるのだろう。
「どぶろく」は清酒に残った酒粕を取り除く前の状態だ。味はどうなのか?斉藤さんの店で三輪秀香アナがカップになみなみと注がれたどぶろくを一気飲みする。「美味しい。甘酒みたいに甘くなくって。次はビール割り? これも美味です。スッキリして飲みやすい」
長野県・野沢温泉村には「どぶろくの宿」がある。主人の小嶋淳さんは米作りからどぶろく製作までを一人でやってして宿泊客に出している。常連客の新井杉生さん、寿美子さん、娘の史穂さん一家は、到着後にお茶の代わりにどぶろくで乾杯をした。スキーシーズンだけ出していたが、近ごろは宿の1年中の売り物になっている。
スタジオには生のどぶろく、梅割り、白ブドウ、赤ブドウ、りんご割りが出され試飲。玉ちゃん(タレント)は「さっぱりしていて美味しいですよ」、室井佑月(作家)は「生の方が好きだな。酸味が深いですよ」
有働由美子キャスター「10年前にどぶろくにハマっていた時に、『どぶろくを飲む女は怖い』と言われてしまいましたけれどね」
井ノ原快彦キャスター「女性がどぶろくにハマるのは、いまはおしゃれということになったんですね」
東京農業大学の小泉武史・名誉教授)は「こうじ酸がメラニンの発生を抑え、ビタミンB群や必須アミノ酸が新陳代謝を促すので、美白・美肌の効果が期待できます」と言う。
(磯G)