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「なんで太った」両親が16歳長女虐待!金属棒で殴り監禁・・・1日1食しか与えず

   16歳の長女を太ったからと金属棒で殴り、12日間も監禁していた大阪・高石市のマンションに住む無職の父親(43)と母親(37)が監禁容疑などで逮捕された。

   長女は小学校の卒業文集に「将来は医者になることを目指している」と書き、勉強熱心で難関校といわれる中高一貫校に進学した。ところが、勉強によるストレスから過食気味になり、体重が増えると、父親から「なんで太った、やせとけ」と怒られ、45キロ以下の体重制限を課せられ、食事も1日1食しか食べられなくなった。

医者めざして難関校進学したのに・・・

   長女は中学卒業後は高校に進学せず、アルバイトなどをしていた。この時から父親による暴力が始まったらしい。今年8月(2015年)には、父親から逃れるために家出をして佐賀県に住む祖母の家に身を寄せた。いったんは連れ戻されたが、再び祖母の家に行き、2か月後に連れ戻されたあと父親から金属棒で複数回にわたり殴られ、顔や全身にケガをした。

   さらに、自宅洋間に外からカギを掛けられて監禁され、1日1食しか与えられなかった。監禁12日目に長女は部屋にあった釣竿でカギを開けて脱出し、祖母に連絡して事件が発覚した。

   警察の調べに、長女は「以前から父親に暴力を受けていた」と話しており、からだに古いアザの痕があることから、父親については傷害容疑、母親は父親が殴ることがわかっていながら祖母のところへ家出したことを告げた傷害ほう助の容疑でも逮捕した。父親は「家出が心配でカギを掛けた」と話しているという。

互いの実家が金持ちの両親

   プレゼンターの田中良幸は「しつけなんていうより虐待です」と呆れる。両親はどんな暮らしぶりなのか。近所の人は「夫婦互いの親がお金持ちで、お金に困った様子はなかった」「2人とも教育熱心だったが、父親は派手なシャツを着て格好はやんちゃっぽかった。母親も茶髪でヤンキーぽかった」

   司会の小倉が智昭「少女は大事な時期に人生の一部を捨て去られた感じでしよ。どう生きていくか心配ですね。いずれ戻ってくる両親と一緒に暮らせるとは思えませんね」

   作家の橋口いくよ「どんな理由があっても、こういうことをする大人ってたちの悪い変態だと思いますよ」