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「ラグビー女子日本代表」多士済々の7人!女五郎丸もミスユニバースもいるわよ

   7人制ラグビーで来年(2016年)のリオデジャネイロ五輪出場を決めた女子日本代表(愛称・サクラセブンズ)の素顔は、おしゃれで明るい今どきの女の子だった。激しい練習にも耐えて、楽しみながら勝ちぬいた。一人一人の個性も豊かだ。

バスケ、陸上、バレーなど他競技から転向

   メンバーはオフでも、移動のバスの中も仲が良く、キレキレのダンスを踊る。ネイルアートが流行中で、桜のデザインが人気だ。だれかの誕生日には全員でケーキを食べる。

   バスケットボール、陸上、バレーボールなど他競技からの転向組が多く、毎年200日を超える合宿や男子相手の実戦など「地獄の練習」でスキルを高めてきた。自衛隊の体験入隊もあり、高さ11メートルを飛び降りたり、高さ7メートルに張ったロープをわたったりの訓練も行った。

   その降下訓練で「怖いですよお」と言っていた山口真理恵選手(26)は、50メートル6秒6の俊足で、「女五郎丸」ともささやかれるエース。強くて美しい腹筋の写真が公開されている。

山口真理「目標はオリンピック金メダル」

   男子顔負けのタックルが持ちの冨田真紀子選手(24)は、フジテレビ人事部に勤める会社員で、ミスユニバース岩手県代表の経歴がある。ネイルが好きで、クレヨンで絵を描く趣味も持つ。

   桑井亜乃選手(26)は百貨店で着物販売を担当する。もとは円盤投げをやっていて、室伏パパ(重信氏)の指導を受けたこともある。

   キャプテンの中村知春選手(27)はバスケットボールから転じた。浅見ヘッドコーチから「フィジカルを強化する」と課された砂浜を走り、倒れ、また走る練習に「逃げたいなと考えたこともあります」と笑顔で話す。

   どのメンバーも、かわいくて強い。山口は「世界でも通用することを証明したい」とオリンピック金メダルをめざす。

   司会の小倉智昭「いろいろな競技からピックアップして、こういうチームができるのは理想的です。女子ラグビーはまだ歴史が浅いからチャンスがある。本番でも期待できますよ」