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小保方晴子さん手記「あの日」・・・私は業火に焼くつくされる無機物になった

   STAP細胞騒動から2年、理化学研究所の元研究リーダー・小保方晴子氏の手記「あの日」がきょう28日(2016年1月)から書店に並んだ。講談社からの出版で、253ページ、1400円。潔白をにじませたのだろうか、白い表紙だ。「重すぎる責任から死んで逃れたかった」「一片の邪心もありませんでした」とSTAP細胞の存在は間違いないと反論している。

理研に反論「STAP細胞は間違いなく存在」

   小保方晴子氏は「ストーリーの収束を仕組まれているように感じた」「STAP細胞はまちがいなく再現性は確認されていた」と書く。とくに、共同研究者の若山照彦・山梨大教授に不正がなく、小保方氏だけが「不正」とされたことに強い不信感をにじませている。もう一人の共同研究者だった理研の笹井芳樹副センター長が自殺したことについては、「私は業火に焼くつくされる無機物になった」と心情を語っている。

   理研は「コメントはない」、山梨大は「この件に関しては取材に応じない」としている。

   キャスターの菊川怜「当事者でない人は推測しかできないので、結局はうやむやでしかないですね」

   司会の小倉智昭「いろいろな考え方によって評価は変わる。リケジョという言葉がありますが、若い女性研究者が出てくることをこれからも期待したいですよ」