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舛添都知事「都議会」乗り切れるか?調査権限強い百条委員会!6月1日開会

   舛添要一・東京都知事は一連の疑惑について、「第三者の公平な目で事実を調べます」というが、第三者のメンバーを自分で選ぶというのでは第三者とはいえないだろう。来週6月1日(2016年)から始まる都議会で厳しい追及は必至だ。

不信任決議案提出で辞任か

   どんな追及になるのか藤森祥平アナが解説した。都議会が百条委員会を設置すれば、調査権限が大きく、虚偽の陳述をすると「3か月以上5年以下の禁固」に処せられる。猪瀬直樹前都知事も百条委員会設置を決められ追い詰められた。

   不信任決議が通れば、辞職か10日以内の議会解散かを選ばなければならない。これには3分の2以上の議員出席で4分の3以上の賛成が必要だ。有権者の投票で過半数が賛成すればリコールもできる。投票の実施には都民有権者987万人のうち133万人の署名が必要となる。

司会の夏目三久「どういう展開が考えられますか」

   龍崎孝(元TBS政治部長)は、そこまでいくと結果が出なくても舛添知事が政治生命を絶たれる可能性を指摘した。

「自民党は足を引っ張られたくない。7月の参院選を前に、知事選で舛添氏を支持した党としてケジメを示さざるをえなくなるかもしれません」

   舛添氏を支持した政党の責任ももちろん、うやむやではすまないはずだ。