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「アメリカだったらとっくに狙撃」逃走の拳銃殺傷男立て籠もり!和歌山

   2丁拳銃の男がアパートの上から警官を見降ろす。ときどき発砲する。まるで犯罪ドラマだ。男はおととい29日(2016年8月)に和歌山市の土木建設会社「和大興業」事務所で従業員4人を拳銃で死傷させたとして、殺人と殺人未遂容疑で指名手配されている経営者の次男の溝畑泰秀容疑者(45)だ。きょう31日未明からアパートに立てこもっており、警察官が説得している。

包囲の警察官にも発砲

   「この1時間半に2発の発砲音がありました。張り詰めた空気が漂っています」と関西テレビの諸岡陽太記者が伝える。溝畑が使ったとみられる車がJR和歌山駅に乗り捨てられていたが、きのう30日午後9時ごろに従業員から通報があり、現場近くで警察官に発見された。駆けつけたパトカーに向けて4発発砲し逃走した。

   笠井信輔(デスクニュース)「人質を取っていますか」

   諸岡「それはないようです」

   笠井「溝畑容疑者は覚醒剤事件を起こし、収監される予定だったといわれています。覚醒剤の影響はありますか」

   諸岡「十分あると思います。近所の人に聞きますと、ふだんはやさしいと言っていました」

覚醒剤やってる?

   小倉「あんな風に外に出ていると、狙撃のプロがいれば簡単に狙えます。アメリカではとっくに解決していますよね。こう着状態が続いていますが、その後どうですか」

   諸岡「溝畑容疑者と捜査員との会話は続いていますが、だんだんイライラしているようです」

   小倉「覚醒剤をやっていたかもしれませんね」

   結局、「とくダネ!」の放送中は解決に至らなかった。