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「わさびてんこ盛り握り」プロの寿司職人はそんなことしないだろ・・・大阪「市場ずし」弁解苦しい

   大阪・ミナミの寿司店「市場ずし難波店」で起きた「わさび騒動」はもっぱら韓国で問題になっている。韓国の旅行情報サイトに「通常より明らかに多いワサビを入れられた」「これがワサビ爆弾だ。辛すぎて頭が痛くて涙が出てきた」と投稿されたのがきっかけだった。

   これを受けて、「韓国人を差別するゴミみたいな店になぜ行くのか理解できない」「人種差別の店だ」」「気分が悪い。大阪でこんなことが続くなら本当に困る」「韓国人への差別ではないか」と批判が相次ぎ炎上した。

店長「ノーワサビと言ってくれたらストップしたのに・・・」

   「あさチャン!」の取材に、市場ずしの店長はこう釈明している。「(以前は)普通に入れていたが、2年前から外国人が増え、ほとんどがわさび、わさびとおっしゃるので、増量の求めに応じて従業員がわさびをあらかじめ増やしていれただけ。差別意識はない。ノーワサビと言ってくれたらストップして対応していましたけどね」

   しかし、シャリが隠れるほどのわさびを乗せたものは握り寿司といえるのだろうか。プロの寿司職人なら「本当にそんなに入れるのか」「寿司はそんなことして食べるものではない」と言うはずだ。外国人観光客が求めるので、すべてわさびてんこ盛りしたというのは説明になっていない。