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ゲス。川谷「自粛宣言」後もまだ売ってるライブチケット!閉店セール商法?

   タレントのベッキーさんとの不倫騒動に続いて、未成年タレントに飲酒をさせていたことがバレたバンド「ゲスの極み乙女。」のボーカル川谷絵温(27)がきのう12日(2016年10月)に東京・恵比寿でライブを行った。あれ? 「活動自粛」宣言をしたんじゃなかったけ。

   大きなマスクをかけて会場に現れた川谷は、報道陣の問いかけに無言のままだった。ステージでは神妙は表情だったというが、開始から2時間20分後にようやくこの問題に口を開いた。

「しばらくライブはやらない。休みに入るとアナウンスしたけど、すごい申し訳ないなと、本当に」

「僕が発言すれば、すべて赤でも白でも黒になるから、音楽を普通に続けても、いい曲を作っても伝わらないというか」

「ゲスの極みが出てきて本当に忙しくなって、すごく周りが見えなくなって、いろんな人を傷つけたし、でもやっぱり僕は音楽作りたいと思うし、ファンのためにもメンバーのためにも、時間を空けて、また音楽をやれたらいいなって思ってます」

   ファンからは「戻ってきて」「待ってるよ」と声がかかって、川谷も声を詰まらせるようなところもあった。

早くも復帰宣言「2018年くらいには再びフラッシュ浴びる」

   ベッキーが芸能活動休止に追い込まれているときも、川谷は絶好調ライブを続け、アルバム「両成敗」は大ヒット。今回の自粛も「予定しているライブツアーが全部終わった後」としており、12月3日からになるという。稼ぐだけ稼いでから活動休止というのでは、自粛とは言わないだろう。

   司会の小倉智昭「バックに流れている曲を聴くと、どれも本当にいい曲。曲作りのセンスも歌もとってもいいと思うんで、ファンの皆さんはそれでもついていくという人多いんでしょうね。ライブも混んでたでしょう」

   恵比寿のライブを取材した小柳美江リポーター「チケット完売で、もうコンサート聞けないというので来た人、CDが延期になったので、それが聞けるかという人、ずっと追っかけしてるという人もいました。すごい盛り上がりでした」

   ただ、いつまで休むのかという話は一切なく、「2018年くらいには、よくない意味じゃないフラッシュを浴びたい」といったという。

2つのバンド持ちなにかと大変な「台所事情」

   小倉「彼は2つのバンドの掛け持ちをやってるから、メンバーもそれだけ多い。1年休んだら、相当影響がありますよ」

   古市憲寿(社会学者)「すごい才能がある。活動休止する必要があるのかどうか。未成年と飲酒なんて、ある種公然と許されていたこと。そんなことで人を引きずり下ろして誰が嬉しいんだろう」

   小倉「ベッキーさんと照らして、彼女はこれだけ辛い思いをしてるんだから、彼だってと思う人が多いんだろうね」

   宋美玄(産婦人科医)「川谷さんがゲスで、ベッキーさんが被害者みたいなムードになるのも、ある意味、川谷さんからのプレゼントかもしれない」

   笠井信輔ニュースキャスター「でも、自粛宣言してからチケット売ってるのはおかしいでしょ」

   梅津弥英子キャスター「(自粛宣言を)商売に使った?」

   洋服の量販店などでよくやる「閉店セール」とのぼりを立てていつまでも営業を続ける商法と同じか。

   小倉「そう思いたくはないけどね。彼のこれから次第。歌はいいと思うよ」

文 ヤンヤン/似顔絵 池田マコト