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「バナナの叩き売りか!」五輪ボート・カヌー会場200億円安くできます・・・東京が新たな試算

   東京都はきのう18日(2016年10月)、海の森水上競技場の整備費について新たな試案を公表した。これまでは519億円と見ていたが、再度検討したところ、追加工事分やスタンドの規模を縮小したりすることによって、200億円の削減可能で計300億円前後に収まることがわかった。候補の1つの宮城県の長沼ボート場は総額351億円といわれているので、それより安くなる。

   これについて、宮城県の村井嘉冶知事は笑いながら「バナナのたたき売りのような感じがしました」と話した。

最終案519億円は何だったのか

   司会の加藤浩次「こじれているなあ、と思いますね。海の森水上競技場は519億円といっていたのが、200億円削減するという。これはいったい何なのですか」

   宮崎哲弥(評論家)「私もそう思います。最初からコンパクトにしておけばよかったのに」

   遼河はるひ(タレント)「他の会場も、できるだけ高く見せたいと、実際よりも高く見積もっていたのかもしれませんね」

   増えたり減ったり。誘致合戦が過熱すると、不信感が広がる一方だ。IOC関係者の中には、東京で決まらないなら韓国で開催されたらどうかという話も出ているそうだ。内輪でゴタゴタしていると国際的にもみっともなくなる。