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出品学生たちも心配してた木製ジャングルジム「大量のかんなくずと電球に不安あった」

   東京・明治神宮外苑のアートイベントで火災を起こし、幼稚園児が焼死した木製のジャングルジムは、日本工業大学の公認クラブ「新建築デザイン研究会」(学生30人が所属)の出品だったが、「大量のかんなくずと電球を見て不安を感じていた」と話す学生もいる。

   藤森祥平アナが「作品は木製のジャングルジムの中に大量のかんなくずが絡みつけられ、電球で照らされていました。警視庁は電球の熱でかんなくずから出火したとみて業務上過失致死傷の疑いで調べています」と伝えた。

LED照明でも発火する?

   制作したクラブに所属する学生は「白熱電球は使っていなかったが、照明用にLED電球を一つ使っていました」と話しているという。大学当局は「安全性に関する明確なルールはなかった」といい、主催会社の社長は「消防法にも照らして準備をしていたが、結果として事故を起こしてしまった」と話す。