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名産地ネギに独特の調理法・・・下仁田、宇佐、深谷

   「群馬県・下仁田町、埼玉県・深谷市などのネギの名産地では、それぞれの変わった調理法があります。玉ねぎの代わりの特製シチューや、ネギの根っこの天ぷらやシャブシャブなどと驚きの料理方法。実はネギって案外奥が深い食材なんです」(雨宮萌果アナ)

下仁田ネギで時間短縮シチュー、カレー

   下仁田ネギはとにかく太い。白い部分の硫黄化合物が免疫力を高めて、発汗作用や血行増進や疲労回復に役立って、風邪対策にもなるのだ。

   地元のネギ農家・長井美笑子さんが今が旬の、下仁田ネギのシチューを作ってくれた。「ネギは3センチほどのブツ切りに、深鍋でニンジンと鶏肉を炒めた中にネギとコーンと水を入れて煮れば、玉ネギより時間がかかりません。玉ネギの三分の一時間短縮ですね」雨宮が試食した。「甘~い。下仁田ネギのシチューは断然美味しい」「かき揚げ」も「ネギコロッケ」も好評だという。

   スタジオでは、料理研究家の瀬尾幸子さんがネギのカレーを作ってくれた「カレーの具が、たったの4分で出来上がります」と言う。ネギは斜め切りで中火のバター炒めの中に、牛肉とニンニクとショウガを炒め、カレールーと水で煮たたせれば完成する。「弱火で20分煮立たせる中で麺つゆを入れて最後にカレールーを一かけ足せばアッという間に出来上がります」(瀬尾さん)

   ネギカレーの試食で全員が驚きの声を上げた。ゲストの原千晶「甘くってコクがあってもう最高」

   大分の宇佐ネギも有名だ。緑豊かな分葱「味一ねぎ」は「シャブシャブで食べるのが一番おいしい」と旅館の女将田口三十日さんが教えてくれた。「まずはお鍋に出し昆布を敷いたダシに10センチ幅に切った小ネギをサッと火をくぐらせます。それをポン酢で食べるといっぱい食べられます」(田口さん)、試食した雨宮が驚く「歯ごたえ凄い。なのに甘さが引き立っています」

深谷ネギは焼きネギが一番、根っこまで食べる

   背が高く甘味が強い深谷ネギは「畑のたき火で焼きネギが一番うまいよ」とネギ農家の尾熊孝文さんが畑で焼きネギを作ってくれた。「焼きネギは皮を取ってお尻の方から食べるとサトウキビみたいに甘いんだよ」(尾熊さん)

   それ以上に驚く食べ方を戸丸義之さんが教えてくれた。「根っこの天ぷらです。普通は食べないけれど、どうしてこんな美味いもんを捨てちゃうのか不思議です。ビールのつまみに最適です」根っこの天ぷらは「パリパリして食べやすいし、いい味です」と雨宮アナはバクバク食べた。

(磯G)