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予防体操で偏頭痛を楽に

   「今日の放送待っていたんですよ」とイノッチ・井ノ原快彦キャスターが強調する。実は頭痛持ちだという。ゲストの安達祐実さん(女優)と黒沢かずこさん(タレント)も片頭痛で悩まされているという。

   頭がズキンズキンで、吐き気やめまいまでもの症状を抱えている人が。全国で840万人もいるという。片頭痛の悩みを抱えたままの日常生活は意外と深刻らしい。「頭痛の原因を突き詰める『頭痛ダイアリー』や専門医での指導で軽減した例も、さらには頭痛解消の体操も教えます」(古野晶子アナ)

症状いくつもある病気だった

   12年間頭痛に悩まされる高橋有子さん(42)。初めの頭痛は長女を出産した27歳からだった。「頭の両側からギューっと締め付けられるような痛さで、吐き気もして、めまいで立っていられなくなって。しかも不気味なのがこの痛みの理由も、どういう時に来るのかも全く分からないんです」(高橋さん)

   この報告を見た井ノ原が呟いた「この症状が僕とほとんど当てはまる。病院でMRI撮ってみても異常はありません、だし『大人になったら治る』と言われたけれどいまだにダメ。もう大人なのにね」

   古野アナ「片頭痛の症状はいくつもあります『こめかみの周りが痛む』『ズキンズキンと脈打つように痛む』『頭を動かすと痛みが強くなる』『頭痛と同時に吐き気が起こる』『光や音が煩わしく感じる』『ギザギザした光で視野が遮られる』などです」

   頭痛専門医師五十嵐久佳さんは言う「片頭痛は片側の頭痛だけではなく両側の方も4割はおります。吐き気やこめかみの痛みなど明らかに病気なんです」

   井ノ原「病気なんですね。それを言っていただいて嬉しいです。今までさぼり病って思われていたんだから」

頭痛ダイアリーで原因を追い込め

   頭痛専門医が薦めるのが頭痛ダイアリーだ。日付と午前午後と夜で、頭痛の程度や日常性格への影響度を記してゆく。2年前から記録し始めた高橋有子さんは、この間の頭痛が99日あり28日に共通項が出てきた。生理中と頭痛が重なっていた「これで発見して、気持ちが楽になりました」(高橋さん)

予防体操1日2分で楽になる

   頭痛専門の坂井文彦医師は、今までに10万人以上の患者さんの受信をしている。その坂井医師が考案した頭痛予防体操は極めて簡単だ。「足を肩幅に開き、肘を曲げて肘と肩を回す顔は正面を向いたまま、この動きを1日で2分やれば血の巡りが良くなって頭痛が軽くなります」(坂井医師)

(磯G)