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太陽光の紫部分、近視予防効果あった!

   井ノ原快彦キャスターが冒頭から言う。「テレビやスマホやゲーム機で子供の目が悪くなっています。でもそれを防止する世界的な発見があったんです。ごく簡単な防止の方法も含めて見ていただきます」

   さいたま市の眼鏡店、仲村隆一店長は「近視の子が増えてます。子供の環境が変わってきたためだと思います」と言う。

   「文部科学省が発表したデータでは、小学生の視力1.0が昭和60年で20%程度だったのが、平成28年度には31.46%に上昇しています。中学生は37%近くだったのが54.63%(平成28年度)と増え続けています。でも最近の研究で様々な事が分かってきました」(木花牧夫アナ)

バイオレットライトに抑制効果

   慶応義塾大学、坪田一男教授は「太陽の光の中のバイオレットライト、紫の部分が近視を抑制する効果がある事が分かりました。これは世界で初めての発表です。目は網膜でピントを合わせますが、近視の目が長くなります。その時バイオレットライトを当てると、EGRIと言う遺伝子で目が長くなる事を抑制してくれるんです」

窓を開けるだけでもいい

   木花アナ「そのライトを浴びるにはどうしたらいいんですか?」

   坪田氏「一番いいのは1日2時間外で過ごす、しかも下を向かずに上を向いて歩くことをお勧めします」

   木花アナ「ある教育研究所で調べたところ、小学生は40.7分、中学生は17. 1分、高校生は10.8分しか外で遊んでいませんでした。しかしバイオレットライトを取り込むレンズを点けると、近視脳予防が20%上回ったと言うデータもあります。これに加えて耳よりの情報があります。部屋の中でも窓を開ければバイオレットライトは取り込めるんです。部屋にいるときは窓を開けて下さい。それだけで効果がありますので。大人でも効果はあるそうです」

(磯G)