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1ミリの穴から鮮明に盗撮できる! 進化する撮影カメラに警視庁が警鐘

   警視庁はきのう21日(2017年2月)、東京狛江市の30代女性の部屋に忍び込んで脱衣場の洗濯ホースにカメラを仕掛ける男の映像を公開した。そこには無言でカメラを覗きこむ男自身の姿が映っていた。女性は面識がなく、部屋にはかぎをかけていたという。また、八王子市では女装して女子トイレに入ってコンセントに小型カメラを仕掛けた男(27)が逮捕されるなど、女性を狙った盗撮事件がつづいている。背景には撮影カメラの進化・巧妙化がありそうだ。

   番組が取材した、盗撮Gメンの岡田久信さんによると、カメラは小型化し、コンセントのタップやペンにとり付けることもできるそうだ。商品そのものは違法でなく、取り締まれない。実際に撮影した映像は鮮明で、広い範囲を写しとれる。盗撮現場には1ミリ前後の、パッと見にはわからない穴が必ずどこかに開いているはずだという。

盗撮カメラはどこにでもあると思え!

   岡田さんは「防ぐには盗撮カメラがどこにでもあるという意識が必要です」「カメラが仕掛けられていそうなものが目についたら、向きを変えることで被害を防げます」と注意を促している。

   大沢あかね(タレント)は、「気持ち悪い。カメラは進化する一方だから、毎日家中を注意しなければならない。公共トイレを使わないわけにもいかないし、規制してほしい」と コメントした。