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「懲役14年6カ月に不安」と被害の女子大生歌手 通常より重い判決でも議論に

   女子大生歌手の冨田真由さん(21)がファンの男にナイフで34カ所を刺された小金井殺傷事件で、東京地裁立川支部はきのう28日(2017年2月)、岩崎知宏被告に殺人未遂と銃刀法違反で懲役14年6カ月を言い渡した。冨田さんは「たった約14年後には犯人が塀の外を歩いている。そう思うと、今から不安と恐怖しかありません」とコメントし、刑事罰が軽すぎるという議論に一石を投じた。

殺人未遂は懲役6~7年が普通

   番組に出た菊地幸夫弁護士によると、殺人未遂では懲役6年から7年が普通。今回は「殺人に近い」として「非常に重い判決」になったという。

   しかし、被害者の心情からすれば、これでいいのかという気持ちは否定できない。被害者が再犯の危険を感じるケースは冨田さんに限ったことではない。冨田さんは検察に控訴を求めるというが、今回の求刑17年を超えることはむずかしそうだ。

   司会の加藤浩次「たったこれだけという気持ち、わかるなあ」