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子分が首を切られマスコミに当たり散らす二階幹事長!意に沿わないメディアの会見からの排除を口に

   「東日本大震災が東北でまだよかった」などと発言した今村復興相が辞任に追い込まれた件をめぐり、自民党の二階幹事長が今村復興相を擁護するかのような発言を連発したそうだ。「あさチャン!」はスポーツ報知記事などをもとに伝えた。

   「子分擁護で火に油」(スポーツ報知見出し)

   それによると、二階幹事長は「マスコミは余すところなく記録を取って、一行でも悪いところがあれば、『これはけしからん首を取れ。すぐ、首を取れ』だ」などと発言し、「そういったメディアは最初から排除して会見場などに入れないようにすべきだ」と語った。

   さらには「人の頭を叩いて血を出したという話じゃないんだから、いちいち首を取るまで張り切らなくていい」などと報道を批判したという。

   「龍崎さんは政治記者として長らく二階さんを取材されてきて、今回の発言をどう受け止めますか」(夏目三久キャスター)

マスコミ以前に総理が判断

   「まったくお門違いの指摘と言わざるをえない。今回の辞任は、発言の直後に安倍総理が判断をした。マスコミが大々的に報道して云々という話ではまったくない。二階幹事長は空気を読んで発言される方だが、今回はどうしたんだろうと思う」(「あさチャン!」コメンテーターで元政治記者の龍崎孝・流通経済大教授)

   「なんでこんなこと言っちゃったんだろう」(藤森祥平アナウンサー)

   「とにかく政治家は言葉が命ですから、真意を伝えられなかったら、その政治家は政治家の資格がないと思います」(龍崎)